長崎市へのご意見・ご提案等の紹介
これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。
年代:【60代】 【2017年10月受信】
ご意見(要旨) 【語学教育について】 |
先般長崎市の英語教育について海外との比較が述べられていたが、それでは具体的に何をどのように行っていったらよいのかの提案への回答が全く述べられていなかった。
私も仕事柄英語を使う機会が多くて海外には頻繁に行っていたが、投稿者が述べられているように日本の英語教育は実際の生活に役立たない。要は話せない、会話ができない現状であると思われる。そのために、よく日本人は外国人の先生がいる英会話学校に高い金を支払って行っているが、そのほとんどは会話ができない、英語が話せないのが現状である。
長崎市は近年、国際観光都市として外国船の入港などが増えてきたので、小学生の授業の一環として観光地で外国人と話そうなどの授業をもっと設けたらよいと思う。語学は頭で考えるより、実践で話した言葉が外国人に通じた場合、必ずその言葉を覚えておくと思うのだが。 |
【2017年11月06日回答】
回答 【学校教育課】 |
長崎市では、平成12年度から小・中学校へALT(外国籍の英語を母語とする外国人指導者)の派遣を行っています。平成25年度からは、市立全小学校に週に1回はALTが訪問し、全中学校に週1回以上、各学級で日本人教師と一緒に授業を行っています。現在、37名のALTを雇用しており、全ての学校で授業以外でも一緒に学校生活を送り、英語や外国文化に触れる機会が得られる環境となっています。また、学校独自に、国際交流イベントを開催しているところもあり、外国船の入港時の船着き場交流や平和公園での平和アンケート交流などさまざまな取り組みを行っています。
そうした、長年の取り組みが成果を生み、英語が話せないからと外国人を意図的に避けることなく、自分が知っている英単語や英語表現を使って対応する児童・生徒が増えています。また、例え自分の知識が不足していたとしても、外国人に対する抵抗感はかなり軽減しています。
長崎市が行う国際理解イベントにも積極的に参加し、学校での活動以外でも英語を学んだり体験したりしようとする児童・生徒もおります。また、小中9年間の外国語教育の集大成として毎年実施しております「あじさい English Speech Contest」での中学生の英語力・表現力は年々高まっています。このコンテストは、来年度も10月末に実施予定で、どなたでも無料にて参観できるものとしておりますので、足を運んでいただけましたら幸いです。
なお、ALTの活動の様子については、広報広聴課発行「広報ながさき10月号」に掲載していますので、よろしければご覧ください。 |
関係所属 |
学校教育課 【直通番号】:095-829-1195】
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(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。
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