長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2017年10月受信】

ご意見(要旨) 【多子世帯の負担軽減策について】
長崎市の保育所の待機児童は年々増えているようですが、平成29年10月時点では何人でしょうか。子どもが1人の場合より、きょうだい一緒に入所する方が保育所に入りにくいという話を聞きましたが、本当でしょうか。
第1子出産の平均年齢が高くなってきていることもあり、年齢の近い第2子や第3子を希望する家庭も多いのではないでしょうか。そのような中、きょうだい一緒に保育所に入所するのは難しいということであれば、第2子や第3子を諦める家庭もあるのではないでしょうか。
また、多子世帯の負担軽減策として、保育料は、2人目は半額、3人目は0円といっても、保育所に入所しにくいということは、その補助も受けにくいということになります。多子世帯の方が保育所に入所しにくい状況のままでは、多子世帯の負担軽減策となっていないと思います。保育所入所にあたって多子世帯を優先することで、安心して、第2子、第3子を産み、子育てしやすい長崎市になってほしいです。

【2017年10月18日回答】

回答 【幼児課】
長崎市の平成29年10月時点での待機児童数については、現在集計を行っているところです。参考までに、平成29年4月時点では76人で、平成28年4月と比べ10人増となっています。
「子どもが1人の場合より、きょうだい一緒に入所する方が、保育所に入りにくい」というお尋ねですが、平成29年10月現在、長崎市内の認可保育所や認定こども園については、すでに利用定員に達している施設が増えてきており、ごきょうだい同時の場合のみならず、子ども1人のみでも入所が難しい場合がありますので、全体的な待機児童解消に向けて、保育の受け皿を増やすための取り組みを進めています。
入所選考の際には、同時に2人以上のごきょうだいが入所申請する際の優先は行っておりませんが、すでに入所希望の施設にごきょうだいが在園されている場合は、下のお子さまが入所申請をする際に在園児加点を行っており、他の申請者よりも入所を優先するような配慮を行っております。
なお、長崎市の利用者負担額(保育料)は、国が定める上限額よりも低く設定しており、子育て世帯の負担軽減に努めています。
このほか、多子世帯の負担軽減策の一つとして、同一世帯の最年長の子どもから数えて2人目を半額、3人目以降を0円(ひとり親等世帯では、2人目以降は0円)とする減額措置があり、国が定める対象世帯の範囲として、世帯の市民税所得割額がひとり親等の世帯の1〜3号認定で77,101円未満、それ以外の世帯では、1号認定では77,101円未満、2・3号認定では57,700円未満となっていますが、この対象範囲について、平成29年9月分の利用者負担額(保育料)から長崎市独自で、1〜3号認定全てにおいて97,000円未満までに拡大し、多子世帯のさらなる負担軽減につながる施策を進めています。
ご指摘のとおり、待機児童の解消と負担軽減策は同時に進めていくべき重要な取り組みですので、今後もご意見をいただきながら、子育てしやすい長崎市となるよう施策を進めてまいります。 
関係所属 幼児課  【直通番号】:095-829-1142】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

検索ページへ戻る   ページのトップへ