長崎市へのご意見・ご提案等の紹介
これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。
年代:【不明】 【2017年07月受信】
ご意見(要旨) 【長崎の鐘について】 |
今年もまた原爆忌の日がやってまいります。世界に発信される核廃絶の声は、もう耳慣れた言葉として受け止められるだけで、人々の心の中に刻まれる声となっていないような気がします。
廃絶を心から願う者として、提案させていただきたいと思います。
もう既に、遠い昔の歌として記憶に残るだけのあの歌、藤山一郎さんが歌った「長崎の鐘」をもう一度世に出してみてはいかがでしょうか。そして今度は、この歌をアメリカ国民の歌手に歌ってもらうのです。感情豊かに心を込めて歌うこの歌は、かつての歌謡曲ではなく、人々の心に悲しさと悲惨さを訴えかける強いメッセージになるのではないかと思います。
もちろんお役所として、また著作権等難しい問題もあろうかと思いますが、出来れば実現させていただきたいと思います。被爆地長崎の市民の皆さまの願いを、今一度この歌に込めて発信していただければとの思いでしたためました。
私は、十数年前ツアー旅行で長崎観光をしたとき、観光バスガイドのかたが歌ったこの歌と、説明していただいた当時長崎大学の永井博士とその幼い娘の語りを聞き、胸を締め付けられました。市民ではありませんが、市長様の心の隅に留めていただきたくお願いいたします。 |
【2017年08月16日回答】
回答 【平和推進課】 |
藤山一郎さんが歌われた「長崎の鐘」は、サトウハチロー作詞、古関裕而作曲により、1949年(昭和24年)7月にリリースされ、心に響く歌詞、メロディ、歌唱が絶賛されたと聞きます。
日本国内においては、今日まで、さまざまな歌手のかたによって歌い継がれ、また、コーラスの楽曲として多くのかたに親しまれております。
ご提案のアメリカの歌手に歌っていただくことに関しては、著作権等の問題もあり、実現は容易ではないと考えますが、長崎においては、さまざまな分野における平和の発信に努めており、今後の平和の発信の参考にさせていただきます。
なお、「長崎の鐘」の著者である永井隆博士の記念館では、自らも被爆し傷つきながらも、隣人愛による恒久平和を訴え、願い続けた博士の思いを発信しております。長崎にお越しの際には、ぜひご来館ください。
永井隆記念館
長崎市上野町22−6
TEL/FAX:095−844−3496
E-mail:nagai-takashi@mxb.cncm.ne.jp |
関係所属 |
平和推進課 【直通番号】:095-844-9923 】
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(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。
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