長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【60代】  【2017年05月受信】

ご意見(要旨) 【高齢者ドライバーについて】
高齢者ドライバーの引き起こす事故が深刻化しています。運転免許証の返納をためらう事情があるのも理解できます。行政として、何か対策等、ご検討項目があるのでしょうか。気になります。

【2017年05月16日回答】

回答 【安全安心課】
全国的に高齢運転者が加害者となる交通事故が続発しており、高齢運転者の交通安全対策が重要課題となっています。高齢者の運転免許証の自主返納を促進することは、こうした事故を防ぐ有効な手段であると考えております。
しかし、日々の買い物や通院の「生活の足」の確保が難しい、移動するのに家族のサポートが必要になる、外出の頻度が下がる恐れがあり引きこもりや気力低下、認知機能の低下につながる恐れがあるなど、自主返納に踏み切れない高齢者のかたもいらっしゃるのではないかと思います。
現在、高齢者の「生活の足」を確保する対策としては、70歳以上のかたに対する毎年5,000円程度のバス券等を助成する交通費助成事業や、バス空白地域における乗合タクシーやコミュニティバスの運行事業を行なっております。
また、交通事業者においても支援策が検討されており、長崎県営バスでは、運転免許証を自主返納されたかたを対象に、エリア限定で乗り放題となるお得な定期券を販売する制度を今年の6月から開始されます。
長崎市をはじめとする48の中核市においては、高齢者の免許証自主返納時に何らかの優遇措置を実施している都市はまだ数少ない状況ですが、長崎市としては、高齢者の免許証返納の促進を重要な課題として考え、新たな方策を検討しているところです。
また、警察をはじめ関係機関とさらなる連携を図り、引き続き交通事故防止策の充実に向け取り組んでまいります。 
関係所属 安全安心課  【直通番号】:095-829-1231】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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