長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【50代】  【2017年03月受信】

ご意見(要旨) 【中央公園の蒸気機関車について】
すでに他のかたからも意見が寄せられていますが、中央公園の蒸気機関車を処分することについて、老朽化していて安全確保のためとされていますが、しっかりとした議論の上で承認されたのかと疑問が残ります。
結論から申し上げますと、修繕、移設は可能です。近年どこの自治体でも同じ課題を抱えていますが、先ず「残すこと」を前提に対策を考えています。長崎市は「処分すること」を前提に思考していませんか。あるいは間違えた情報をインプットされて判断をしていませんか。当然、出てくる結果は全く異なります。
例えば譲渡の場合、安全確保と移設費用は受け入れ側の義務となります。長崎市の税金を一銭も使わずに、文化財を生かす方法の提案を受けているにも関わらず、かたくなに提案を拒否し、処分の方針を転換しないのはなぜでしょうか。再開発のスケジュールまたは一度決定した事案は変えられないのでしょうか。ご存じのように他の市町でも同様の案件がありましたが、予算執行後であっても、外部からの意見を受けて方針を転換しています。
また、移設に耐えないとする根拠も曖昧です。上記のように移設の例は他でも多くありますが、老朽化した機関車が倒壊したという前例はありません。
「まちぶらプロジェクト」や、将来、長崎新幹線が開通し、駅前再開発の際に移設予算を確保することも可能です。将来の子どもたちに蒸気機関車とはこういう物だ、と教えるためにも「一部」ではなく「丸ごと」残っていて、その構造や大きさを見て、初めて理解できるものです。すでに着手されているようですが、処分はいつでもできる話です。
もう一度、中長期のまちづくリ計画の視点に立ち返り、再考される事を願います。

【2017年03月23日回答】

回答 【*みどりの課】
中央公園のSLにつきましては、日本の鉄道発祥の地のPRと原爆投下直後に活躍した救援列車(C51型)の存在を後世に伝える目的で、昭和48年に旧国鉄より無償貸与を受け、設置しています。
このSLは、昭和14年の製造から77年が経過しており、腐食や劣化により部材が薄くなり、多数の穴が開いていることなどから、補修や移設が難しい状態であるため、解体撤去し、公園利用者の安全を確保する方針です。
車両の一部については、救援列車の存在を今後も伝えていく目的に活用したいと考えており、公共団体への一部譲渡も考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。 
関係所属 *みどりの課  【直通番号】:095-829-1171】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

検索ページへ戻る   ページのトップへ