長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2017年02月受信】

ご意見(要旨) 【子どもを守る条例に関して】
国内でいじめ等の問題により中学生の自殺が続いています。
長崎市においてはいじめ等から子どもを守るために「長崎市子どもを守る条例」が制定されましたが、その啓発のためのリーフレットに掲載されている「こども総合相談窓口」等には、いじめやいじめの可能性がある相談というのは年間どれほどあるのでしょうか。
市民へのいじめ防止への関心を高めるためにも数字を公表されてください。お願いします。
(もし、公表されているのであればどこで公表されているのかを教えてください)

【2017年02月28日回答】

回答 【こども政策課】
どうしたらいじめがなくなるのか、一人ひとりが自分の問題として捉え、社会全体で取り組んでいかなければなりません。
長崎市では、いじめなどの子どもの心身に重大な影響を及ぼすものから、子どもを守り、市民一丸となって子どもが安心して生活し、学ぶことができる環境づくりを推進するため、平成26年4月に「長崎市子どもを守る条例」を制定しました。
市の相談窓口である「こども総合相談」に寄せられたいじめに関する相談件数は、次のとおりとなっております。
平成25年度:9件
平成26年度:18件
平成27年度:14件
平成28年度:5件(平成28年12月末現在)
条例制定後は、リーフレットの配布などにより相談窓口の周知が図られたこともあり、いじめに関する相談が増えています。誰かに相談すること、一人で抱え込まないことは、いじめから自分自身を守り、自分を大切にするために重要なことです。
また、市では、平成27年度から小学校の高学年や中学生を対象とした「いじめ防止子どもワークショップ」を実施しています。これは、子ども自身が、いじめについての基礎知識を学び、「いじめ許容空間(いじめモード)」の問題性に気づくこと、いじめに対して否定的な態度を形成し、いじめを解消するような行動をとることができるようになることを目標とし、いじめを未然に防止できる雰囲気づくりを学ぶものです。
今後も学校や関係機関と連携し、日頃から子どもとの会話を増やすなど子どもの変化をキャッチし、相談しやすい環境づくりや、いじめの起こらない雰囲気づくりなどに引き続き取り組んでまいります。 
関係所属 こども政策課  【直通番号】:095-829-1270】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

検索ページへ戻る   ページのトップへ