長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2017年01月受信】

ご意見(要旨) 【中央公園の蒸気機関車について】
中央公園再整備では、SLの撤去は「老朽化」で危険だからという理由となっています。この「老朽化」のため、SLの撤去の手法として、どこかに移設するなどといったことはできず、現地で解体するほかないとのことです。
私が聞く限り、解体を惜しむ声が聞こえて来ます。
何でも解体、解体。長崎市は昭和という時代を市史から葬りたいのでしょうか。SLの価値(歴史・技術)を簡単に消していいとは思いません。貴重なSLも長崎市にとっては鉄くずにしかならないのかな。戦後の復興に長崎の地で寄与した産業遺産を無残に解体するのは、いかがなものでしょうか。貴重になっている機関車を鉄くずですか。ロマンも何もないですね。
ロマンが売りの長崎市、子どもたちのために残せないものでしょうかね。
以前、メールさせていただきましたが、技術的な課題という意味では、移設が可能とみています。わが国にわずかしか残っていないSLを引き取るために、公募もしくは譲渡についてのお考えはないでしょうか。このSLはJRから借りている(所有権はJRにある)状態ですが、JRは鉄道ファンに渡してはならないことを条件に無償譲渡されると思います。
福岡県行橋市の事例のように、譲渡もしくは一般公募を考えていただけないでしょうか。
ぜひ、歴史の証人を鉄くずとして処分する以外の方法を考えていただけないでしょうか。
可能であれば、お伺いしてお話を伺いたいと存じますので、ご検討のほど、お願いいたします。

【2017年01月19日回答】

回答 【*みどりの課】
中央公園のSLにつきましては、日本の鉄道発祥の地のPRと原爆投下直後に活躍した救援列車(C51型)の存在を後世に伝える目的で、昭和48年から旧国鉄より無償貸与を受け、設置しています。
このSLは、昭和14年の製造から77年が経過しており、腐食や劣化により部材が薄くなり、多数の穴が開いていることなどから、補修や移設が難しい状態であるため、解体撤去し、公園利用者の安全を確保する方針です。
車両の一部については、救援列車の存在を今後も伝えていく目的に活用したいと考えているため、SLの譲渡や一般公募は考えておりませんので、ご理解いただきますようお願いいたします。 
関係所属 *みどりの課  【直通番号】:095-829-1171】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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