長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2016年09月受信】

ご意見(要旨) 【折り鶴の活用方法について 】
ヤフーニュースにて、折鶴の活用についての記事を拝見しました。
ご担当者のかた、鶴に込められた思いをなんとか生かそうとのご思索ありがとうございます。
私なりに思った活用方法についてご提案いたします。
おたき上げするのはどうでしょうか。この方が平和への祈りも昇華されるのではと、何となく感じます。
例えば、8月9日や8月15日に過去一年分の鶴をおたき上げして、亡くなったかたへの祈りと、世界平和の祈りと、平和への感謝と、折り鶴を折ってくださったかたへの感謝を祈る。鶴を折ってくださったかたの思いが天に届くことをイメージして。
美しい夜の平和イベントとしてつくりあげると、世界に広まると思います。
おたき上げをするにも経費がかかりますが、おたき上げ料として鶴を受け入れる際に、ご寄付を依頼すると良いと思います。
イベントという表現はふさわしくないように思いますが、皆さまの平和への思いを大切に扱ったうえで、美しいイベントとして成り立たせることは、長崎の思いを世界に広める上で、集客のためにもとても大切なことと思います。
折り鶴は私の中では、お札やお守りと同じようなイメージがありますので、このような方法が最適ではないかと感じているところです。
ヤフーニュースに記事が上がりましたので、反響の対応で大変かと思いますが、このように皆さんに知っていただけることはとてもいいことですね。お読みいただきありがとうございました。

【2016年09月15日回答】

回答 【平和推進課】
長崎原爆資料館には、平和や核兵器廃絶の願いが込められた折り鶴が、国内外から年間約500kg捧げられています。
一定期間、館内で展示した後は、古紙回収に出したり、再生紙化できない部分については処分したりしていましたが、世界中の人々の折り鶴に託された思いを昇華させるための取り組みとして、平成25年度に井上勲紙店の社会貢献というかたちでの協力を得て、試験的に折り鶴再生紙を作成しました。
その際、再生紙化するためには、一定量の折り鶴の確保と保管場所が必要であり、経費の面での負担も大きいことが分かり、現在は、平和への願いが託されている折り鶴の新たな活用方法を、検討しているところです。
ご提案いただきましたおたき上げを通して、亡くなられたかたへの慰霊や、世界平和への祈りとする活用方法につきましても、貴重なご意見として今後の取り組みの参考とさせていただきます。
今後とも、平和の発信に努めてまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 
関係所属 平和推進課  【直通番号】:095-844-9923 】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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