長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【20代】  【2016年08月受信】

ご意見(要旨) 【中央公園の蒸気機関車について】
インターネットのYahoo!ニュースを拝見し、中央公園に展示されています蒸気機関車の解体について知りました。私も一昨年に旅行の際、この蒸気機関車を見学させていただいたのですが、大変きれいに整備されており、大切にされているな。と感じました次第です。
今回は機関車に穴があるということで危険と判断されて解体に変更なさったと記事にありましたが、福岡県の志免町にはもっと朽ち果てボロボロであった蒸気機関車をクレーンでつり上げ、大分県玖珠町へトレーラーで移動し、きれいに整備した事例があるようです。中央公園の蒸気機関車は志免町のボロボロであった蒸気機関車よりも遥かに綺麗であり、危険であるという判断には疑問を感じました。こちらは福岡県直方市汽車倶楽部というかたが施工されたようで、調べたところ、何十両もの蒸気機関車の修繕を手掛けており、多くの専門知識をお持ちのようですので、一度問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
また、インターネットで同じように蒸気機関車を保存されている都道府県HPなどを見て調べてみましても、解体に5000万円を超える予算を計上している自治体はなく、税金の適正な利用という観点からも疑問を感じます。神奈川県山北町では3000万円をかけて同じように保存されている蒸気機関車を圧縮空気で走らせる事までできていますので、5000万円の予算があれば穴の開いた部分も修繕し、同じように圧縮空気で走行させることも可能かと思います。
今一度、「正しい知識をお持ちの専門家」に精査していただき、長崎市民の皆さまの血税が正しく適正に利用されますことを強く望みます。

【2016年09月13日回答】

回答 【*みどりの課】
蒸気機関車(C57 100型)は、昭和14年に製造され、昭和48年から長崎市の中心部である現在地に設置しているものです。
製造から77年が経過しており、年々、さびや穴などが進行してきたことから、専門家による詳細な調査を行ったところ、表面のさびにとどまらず、金属の腐食や劣化により鉄の厚さが薄くなっていること、多数にわたって穴が開いていることから、補修することが難しい状態にあります。よって、他の場所への移設が困難であることから公園利用者の安全を確保するため、解体・撤去を予定しております。
なお、予算につきましては、解体・撤去費のほかに公園整備費も含まれていますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
 
関係所属 *みどりの課  【直通番号】:095-829-1171】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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