長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2016年08月受信】

ご意見(要旨) 【8/9 原爆投下の件】
このたびは広島のかた、ならびに長崎のかたに、どうしても伝えたいことがあり、メールさせていただいております。
数年前の2011年ですが、NHKスペシャルという番組で「原爆投下 活かされなかった極秘情報」が放映されました。この内容は、国の上層部が広島と長崎に原爆が投下される情報を知っておきながら、何の対策もせず、結果、何十万人もの命が奪われてしまったというドキュメンタリーです。実際に原爆を投下したアメリカ人兵士のコメントや、それぞれの現場で戦われていた日本人の皆さんの貴重なコメントを聞くことができ、大変貴重な資料となっています。
私自身、この映像を何度も見ていますが、今月あることがきっかけでまた見ることになり、国に対する憤りなどさまざまな感情が見るたびに増幅していることを感じています。
国のために必死になって戦った皆さんが、このような形で犠牲になったことが事実だと思うと、悔しくて悔しくて、これは日本中の皆さん、特に被爆地である広島と長崎のかたは知らなければいけないのではないかと思い、このメールに至りました。
数年前ですが、NHKで放送された番組であり、多くのかたは視聴されていると思いますが、何か良い方法でこの事実をもっと広めることはできないでしょうか。一方的な提案というのは重々承知しておりますが、申し訳ありません、感情を抑えることが出来ませんでした。
この提案により、皆さんが戦争や原爆について考えるきっかけになればと願っております。

【2016年09月13日回答】

回答 【被爆継承課】
被爆71年目を迎え、被爆者の高齢化、さらに少子化が進む中、原爆の惨禍を伝えるため、被爆体験を後世にいかに継承していくかが重要となっています。
原爆に関するテレビ番組は数多くあり、見解が分かれるものもあるため、ご提案にありました番組に限らず、特定の番組について積極的に周知を図ることはできかねますが、原爆に関する「調べ学習」の利便性を高めるため、平和情報ポータルサイト「長崎原爆の記憶」を開設しております。
ポータルサイトでは、長崎原爆に関する情報を発信している公共機関などをはじめ、地元マスコミ各社のご協力を得て、情報発信を行っております。
その中に、NHKの「平和アーカイブス」があり、ご提案の「原爆投下 活かされなかった極秘情報」も一部閲覧することができます。
ただし、映像全編については「NHKアーカイブス」ホームページにて有料で配信されております。
その他にも、さまざまな情報を掲載しておりますので、平和情報ポータルサイト「長崎原爆の記憶」をご高覧いただければ幸いです。
今後とも、長崎市の平和行政にご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。 
関係所属 被爆継承課  【直通番号】:095-844-3913】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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