長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2016年04月受信】

ご意見(要旨) 【地方創生について】
地方創生の具体的な対策と現状の結果はどうなっていますか?また、人口の推移を確認する方法はあるのでしょうか?

【2016年05月20日回答】

回答 【長崎創生推進室】
1点目の「地方創生の具体的な対策と現状の結果」についてですが、長崎市におきましては、人口減少克服と地方創生の実現に向けた効果的な施策を推進していくため、今年3月に「長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定いたしました。この総合戦略では、4つの基本目標を基本戦略として掲げるとともに、特定戦略「交流の産業化による長崎創生」を掲げ、人口減少克服と地方創生に取り組むことにしています。
基本戦略における主な取り組みですが、若者やその保護者等に対して、地場企業の情報を広く発信するとともに、呼び込み対策として、UIJターンを希望する移住者向けに、住まい、子育て等に関する情報や、長崎で暮らすことの魅力を発信するホームページを開設します。
少子化対策としては、こどもの健康維持と子育て家庭の経済的負担の軽減を図るため、今年4月から子どもの医療費助成を小学生までに拡大するとともに、子育てしやすい住環境をつくるため、市営住宅への子育て世帯の優先入居に加え、新たに三世代同居や近居への支援等を行っていきます。
特定戦略「交流の産業化による長崎創生」においては、今まで訪れていなかった来訪者に長崎市を選び、訪れていただくための魅力を創り出していくという観点から、「観光立国ショーケース」の取り組みを中心とした「外国人観光客誘致」や、「まちぶらプロジェクト」を中心とした訪れていただくエリアの賑わいの創出などに取り組んでいきます。
併せて、富裕層観光客受入れ、MICE誘致をこれまで以上に進めるなど、観光客だけに限らず、さまざまな層の、新しいお客さまを呼び込んでいきたいと考えています。
また、長崎に来てよかった、また来てみたいと思っていただくための「世界遺産を活かした観光振興」「夜景観光の推進」といった資源磨きに取り組むとともに、サービスの向上と創出、人材の育成によって訪れる人の満足度の向上を図っていきたいと考えています。
さらには、「交流の産業化」を進める体制として、民間が先頭に立って進める観光地域づくりの中心的役割を担う「DMOの設置」を進めていきます。
このような取り組みを推進していくことによって、定住人口減少に歯止めをかけるとともに、交流人口の拡大によって、人口減少に伴う消費縮小を補い、仕事を増やすことで、ひいては長崎で暮らす人や出生数の増加につながり、定住の促進が図られるものと考えています。
これらの取り組みにつきましては、施策ごとに数値目標を掲げ、実施した施策・事業の効果を検証して継続的な改善を推進する、いわゆるPDCAサイクルによって進めていくこととしております。結果については、今後、毎年度ごとに評価を行っていくこととしておりますので、ご理解いただければと思います。

2点目の「人口の推移を確認する方法」については、総合戦略の策定にあたり、長崎市における人口の現状と将来の展望をまとめた「長崎市まち・ひと・しごと創生長期人口ビジョン」を併せて策定しておりますので、ご覧いただければと思います。
なお、「長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」および「長崎市まち・ひと・しごと創生長期人口ビジョン」につきましては、長崎市のホームページに掲載しておりますので、ご覧ください。

このような取り組みは、行政だけでできるものではなく、さまざまな担い手の皆さまにご参画いただきながら、オール長崎市というスタンスのもと、一緒に進めていきたいと考えておりますので、今後ともご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。

関連リンク:http://www.city.nagasaki.lg.jp/syokai/730000/731000/p028263.html
関係所属 長崎創生推進室  【直通番号】:095-829-1355】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

検索ページへ戻る   ページのトップへ