長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2016年05月受信】

ご意見(要旨) 【市庁舎建て替えについて(市長の考えに賛同)】
市庁舎建て替えの場所について、県庁跡地への意見が出され、住民投票の実施について審議がされている件について。
防災の観点で、公会堂跡地より高台が望ましいということのようですが、寝泊まりして生活するような施設なら命に関わるでしょうから、災害時に命を守れるような立地が求められると思います。しかし、日常的な生活場所となっている場所ではない市庁舎が被災しても人命と異なり、再建可能であり、市庁舎の建て替えについては、利便性やコストや建て替えの実現可能性が優先するものだ思います。防災の観点などについて批判が大きい場合、海抜が県庁跡地と変わらない現市役所の跡地にでも防災対応施設を作れば良いだけの話だと思います。
県庁跡地の活性化については、空き地になるわけではない(商店街のかたにとっては市役所が一番なのかもしれませんが)ので、市全体としては、県庁跡地に県主体で開発をしてもらったほうが、市独自以外の施設や事業がプラスアルファで増えるので、より長崎市の活性化になると思います。長崎市としては、県庁跡地の県の開発について便益をうけ、独自でやる市庁舎建て替えにも別のところで財政投資をできるというメリットはかなり大きいと思います。これは県庁所在地である市の大きな武器であり、県と市の相乗効果で各県の県庁所在地が発展している大きな理由だと思います。
特に県庁跡地には、県と市で意見をもう少し交わし、県庁と長崎市で将来ビジョンに沿ってその目標を市民県民が実感できるような場所にするべきだと思います。少子化、人口減に一石投じれるような子育て関係の施設は効果が高いと思います。

【2016年06月16日回答】

回答 【大型事業推進室】
新市庁舎を含む複合型施設を県庁舎跡地に建設することについて、住民投票を求める趣旨での条例制定請求については、5月25日に開かれた臨時会で、長崎市として反対する意思を表明しました。その後、委員会審議などを経て、6月10日に開かれた市議会定例会で条例制定が否決されたことから、住民投票は実施されないこととなりました。
この審議にあたり、議会に提出した意見書の中で申し上げましたが、市庁舎の建て替えおよび建て替え場所につきましては、市民の利便性と職務効率の向上、事業期間、コスト、さらには将来にわたる長崎市のまちづくりの考えなどを、多面的に評価・検討するとともに、市議会からのご意見、市民懇話会や市民会議、パブリック・コメントなどを通じた市民の皆さまのご意見を十分に踏まえ、長年議論を重ねて方針決定いたしました。
一方、県庁舎跡地の活用につきましても、2度設置された懇話会からの提言や県民の皆さまのご意見、さらに県議会での議論を踏まえて慎重に検討がなされました。それらを踏まえて、現在、県としての基本的な考えが示されており、今後、この場所が中心市街地の核となる重要な場所であることを十分に認識したうえで、交流や賑わいの創出につながるような、より具体的な活用策を県市一体となって検討し、取り組んでまいりたいと考えております。
なお、市庁舎の建て替えおよび県庁舎跡地活用の検討にあたりましては、今後とも、市民や県民の皆さまのご意見をお聞きする機会を設けて、その意見を反映させていきたいと考えておりますので、引き続きご理解・ご協力を賜りますようお願いいたします。 
関係所属 大型事業推進室  【直通番号】:095-829-1411】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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