長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2016年06月受信】

ご意見(要旨) 【長崎電鉄公会堂脱線事故に関して】
先日からの公会堂前交差点脱線事故における電車運行休止につきまして、お願いとご提案をさせていただきます。
路面電車は長崎市におきまして、なくてはならないもっとも大事な交通手段で、人間で言えば大動脈です。
長崎電気軌道株式会社さまおよび事故調査専門のかたがたにおかれましては、運行再開に向け、最大限の努力をされておられることと存じますが、一日も早い運行再開を長崎電気軌道株式会社さまにお願いいたしました。解っていると言われるのを承知のうえ、私なりに素人の意見を述べ、提案させていただきました。
つきましては、長崎市長さまから長崎電気軌道株式会社さまへの応援と協力をいただき、早急な運転再開を後押ししていただけませんでしょうか。今の状況では、観光都市長崎市に多大な影響をあたえ、長崎市経済の多大な損失です。
 
原因と思われる要件
1 脱線現場のカーブが交差点に合わせ、90度に近い角度であること
2 交差点の中央部が盛り上がっていること
 
改善すべきこと
1 交差点のカーブ入口を3〜4メートル手前に移動し、少しでも緩やかなカーブとする
2 道路の構造をできるだけ平坦にし、交差点中央部の盛り上がりをなくす
3 関係ないかもしれませんが、駅前方面から中央橋方面のレールは撤去する
 
この提案の根拠および問題点と検討すべき要件
1 この交差点には、以前、横断歩道橋がありましたが、その頃と比べて、カーブの形状が少し変わっているように思います。また、交差点の中央部は明らかに高くなっていると思います。
2 同じような形状の新地町交差点(築町電停〜出島町電停)では、カーブが公会堂前交差点より緩やかなうに見えます。(脱線事故はありません)
3 駅前方面から中央橋方面の運行はなされてないので、レールを撤去して脱線の要因を少しでも減らしたらと思います。なお、緊急時や、やむをえずその方向に運行する場合は、電停に設置の折り返しポイントを使えば、その都度人員配置が必要ですが、可能なのではないでしょうか。
4 交差点を少し手前から曲がるため、駅前方面から馬町方面に左折する道路が狭くなるので、歩道を少し狭める必要があり、問題点として残ります。
5 自動車が線路を通過するとき、今よりわずかに線路と鋭角になりますが、新地町交差点で不具合はないようですから、問題ないと思います。
 
これと同じ内容の文書を長崎電気軌道株式会社様にも提出しております。

【2016年06月14日回答】

回答 【都市計画課】
平成28年6月2日に発生した公会堂前交差点での脱線事故の影響により、路面電車が一部運休しておりましたが、平成28年6月10日より一部運行再開等がなされています。
長崎市では、公共交通機関の利便性や安全性の向上を図ることを施策の一つとして掲げています。とりわけ、路面電車については、市民はもとより多くの観光客の交通手段として利用されるなど、本市にとって重要な公共交通機関であるとともに、長崎のシンボルの一つともなっており、これまで電停のバリアフリー化や低床式電車の導入等に対して支援を行ってまいりました。
事故の原因につきましては、現在、運行事業者である長崎電気軌道株式会社において調査が進められているところですが、現時点では原因の特定には至っていないとのことです。
長崎市といたしましても、1日も早く全面運行再開できるよう、運行事業者と連絡を密にしながら協議・調整を図り、また、再発防止策についても連携して進めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。 
関係所属 都市計画課  【直通番号】:095-829-1169】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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