長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【40代】  【2015年08月受信】

ご意見(要旨) 【お願い(被爆継承について)】
今日、広島の原爆投下から70年ですね。そして長崎も9日に向かいますね。私自身、戦争を体験した祖父母、父母から話を聞く機会がありませんでした。今、考えるともっと自分から積極的に聞いておけば良かったと残念に思っています。書きたいことは沢山あるのですが、肝心の部分だけ書くことにいたします。
「平和祈念日の行事を渋谷・新宿・池袋・原宿、大阪の御堂筋・難波、名古屋等等の各都市で行えないか」ということです。お分かりだと思いますが、各テレビ局で平和祈念式典をニュースや特集で取り上げますが、肝心の知ってもらいたい世代(10〜30代)の人たちは、これらのメディアを観ません。それらの世代が居る場所でイベント(写真パネルを展示する・映像を流す・語り部が話す等)を行ったらどうでしょう。「今日が何の日か分かりますか?」という質問に答えられない世代に対して啓蒙し、それらの人たちが知り・理解し・これからも伝えていかなければならないとしたら、このような場所でイベントを行っていくことも必要なのではないでしょうか。広島市と協力、協調して取り組んでみてはいかがでしょうか。どうぞご検討ください。

【2015年08月20日回答】

回答 【調査課】
長崎市では、長崎県外のかたに、原爆の悲惨さ、平和の尊さを伝えるため、毎年、県外原爆展を行っております。過去5年間で、奈良県、神奈川県、千葉県、東京都、栃木県、秋田県、熊本県、鹿児島県等の都市で、原爆展を行いました。
また、原爆展や勉強会のために、原爆に関するパネル等の資料の貸し出しを希望される自治体や団体等に、原爆被災資料や被爆写真パネル等の貸し出しも行っています。
長崎市の事業ではありませんが、国立追悼平和祈念館でも、原爆展を行っており、広島の追悼平和祈念館と一緒に、アメリカ、カザフスタン、ニュージーランド、アイスランド、ロシアなどで、原爆展を行いました。
このような原爆展を行うことはもちろんですが、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典を海外のかたにもご覧いただけるようユーストリームで配信したり、平和宣言文をインターネットで発信したり、世界に向けて原爆の悲惨さ・平和の尊さを発信しています。
今後とも、これらの取り組みについて、より広く周知を図り、被爆地長崎の願いが多くの人々にご理解いただけるよう努めていきたいと考えております。
また、今回いただいたご意見を参考にしながら、県外の若い世代に向けて発信できるような取り組みを進めていきたいと思います。 
関係所属 調査課  【直通番号】:095-829-1147】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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