長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2014年11月受信】

ご意見(要旨) 【提言書】
MICE施設は投資効果が低いので、テーマパークをつくってはどうですか。

※ 実際の提言は非常に詳細なもので、図やグラフなどの資料もたくさん添付していただきました。ホームページでの公開にあたっては、要約させていただいておりますことをご了承ください。

【2014年12月11日回答】

回答 【観光政策課】
「MICE施設は投資効果が低いので、テーマパークをつくってはどうか」というご提案ですが、私どもといたしましては、今後の長崎市にとって、MICE施設は非常に有効であると判断して検討を進めておりますので、何とぞご理解ください。
説明会にもお越しいただいておりますが、この機会に改めて、私どもが考えるMICE施設の有効性についてお話しさせていただきます。
MICEでの来訪者は一般観光客より滞在期間が長く、宿泊や食事、買い物などにより多くのお金を使うことから、関連する産業に広く、大きな経済効果をもたらします。また、それだけでなく人・情報・モノが交流することにより、これまでにないさまざまなネットワークが作られ、ひいては地域に新たなビジネス機会が増えることにつながります。このように、地域の産業振興や学術・教育等のレベルアップを生み出し、都市の競争力・ブランド力の向上につながるなど、一般的な観光と異なり、人の集積や交流から派生するさまざまな効果が見込めることから、地域の活性化戦略としてMICEを推進していくことは、地域振興および持続的発展につながると考えています。
MICEの開催は、長崎が持つ歴史、文化、夜景などの観光資源だけでなく、おもてなしの意識が高い市民性や平和などの個性や資源を最大限に生かすことができることから、MICEの推進は人口減少や経済の停滞に直面している長崎の経済を活性化させるために必要な取り組みと考えています。また、これまで長崎が開催地として魅力的だと評価されても、受入可能な施設が不足していたことで実現しないものが多くあったことから、MICE施設の整備は必要不可欠と考えています。
人口減少や社会状況の変化等に伴う利用者数、開催件数の減というご指摘に関しましては、例えば、医学の学会などの場合、学会の種類が細分化され、講座数が増えています。また、大会・会議・イベントなどのニーズの変化も予想されますので、施設はいろいろなニーズに対応できるよう大・中・小の部屋を柔軟に分割できるよう工夫し、対応していくことを考えています。
今後も、必要とされるMICE施設の規模・機能や効果等について、より精度を高めた検討を進めてまいりたいと考えています。
最後に「市長へ手紙を届ける方法」についてのお尋ねにお答えいたします。長崎市では、「市政への提案」という制度を設け、より良いまちにするための建設的なご意見やご提案を、メール(teian@city.nagasaki.lg.jp)やFAX(095-829-1115)、長崎市ホームページ内の提案フォーム(https://www.city.nagasaki.lg.jp/inquiry/mailform000000.html)などで受け付けており、ご提案等については市長へ報告しておりますので、ご紹介いたします。 
関係所属 観光政策課  【直通番号】:095-829-1152】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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