長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【70代】  【2014年09月受信】

ご意見(要旨) 【古写真展『古写真で見る 1874年、激動の長崎―県庁倒壊と科学の黒船』の展示内容】
古写真展『古写真で見る 1874年、激動の長崎―県庁倒壊と科学の黒船』が、長崎大学附属図書館・長崎市立図書館の共催で、9月15日まで長崎市立図書館多目的ホールで開催されています。
9月3日、写真展を観覧に行った。古写真の解説は、私も事前に協力しているので、あまり問題はなかった。ところが、玄関口にある長崎市立図書館が作成した明治20年代長崎のパノラマ(目録番号: 5615、5616、5617 3枚続きパノラマ)の表示がおかしい。梅香崎の長崎税関岸壁や、対岸側の身投崎・恵美須神社・稲佐崎と稲佐山や岩屋山の説明がない。「初期の出島橋」も今、復元が課題となっている出島石橋の「表門橋」とまぎらわしい。
会場内の作品は、撮影禁止。入口に「あなたが選ぶ!長崎今昔写真No.1」という対比写真コーナーがあった。どなたがどれほど調査した結果だろうか。疑問に思う撮影地の写真が多い。堂々と公開し、トークイベントもされるようだが、市民に誤解を与えないような調査をお願いしたい。そのほか数点、疑問を感じた。主催者側でも、もう少し気をつけるべき問題だろう。
この件について長崎大学はさておき、長崎市側の主催者、長崎市立図書館と、さるくガイドの資質向上を図るべき観光推進課の見解をお伺いし、今後の長崎観光推進に役立ててほしいと思います。

【2014年10月06日回答】

回答 【市立図書館】【*観光推進課】
まず、パノラマ写真についてでございますが、大型パノラマの設置にあたり、観るかたに分かりやすくするという観点から、場所の表示箇所を限定したところでございます。しかしながら、ご指摘のとおり、表示箇所や表示内容の十分な検証が必要であり、今後は、今回のご指摘を踏まえ、十分な検証などを行った上で、展示を行ってまいりたいと考えております。
また、対比写真についてでございますが、古写真を展示するにあたり、現在の写真と対比することにより、観るかたに古写真の場所を想像しやすくするという観点から行ったものでございます。ご指摘のとおり、古写真の撮影場所と同一の場所から撮影することが望ましいことではありますが、現在、その撮影場所が雑木林になっているなど、撮影が困難な場合もあり、今回の展示内容となりました。ご理解いただくようお願いいたします。今後は、より正確な撮影場所を念頭に取り組んでまいります。
今回の古写真展においては、さるくガイドの協力のもと、実施したものでございますが、今回のご指摘を踏まえ、市とさるくガイドにおける連携・調整などを十分に行い、本市の観光推進に寄与してまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、今回の貴重なご指摘を踏まえ、今後、事業を実施してまいりたいと考えておりますので、ご理解くださるようお願い申し上げます。 
関係所属 市立図書館  【直通番号】:095-829-4946】
*観光推進課  【直通番号】:095-829-1314】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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