長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2014年03月受信】

ご意見(要旨) 【MICEについて】
「MICE」建設がなぜ「持続的発展」につながり「地域振興」になるのか分からない。
「会議室とホテルと駐車場」がなぜもうかると思うのか理解できかねます。
「会議室」がそれほど重要でしょうか?他の施設で代用できるのでは?頻繁に利用するほどの「会議」があるのかも疑問です。
ホテルも駅周辺にもいくらでもあるのでは?
せっかく「土地」を使うのならば、官民でも観光でも集客の見込めるモノをつくるべきではないでしょうか?それが「会議室とホテル」だけとは思えません。

【2014年05月27日回答】

回答 【観光政策課】
MICE(マイス)とは「M(企業等の会議、ミーティング等)」「I(企業等が社員を報奨する旅行等)」「C(学会や国際会議等)」「E(展示会やイベント等)」を意味しており、多くの集客と交流が見込まれるビジネスイベントの総称です。
MICEでの来訪者は、一般観光客より滞在期間が長く、宿泊や食事、買い物など多くのお金を使うことから、関連する産業に広く、大きな経済効果をもたらします。また、人・情報・モノが交流することにより、これまでにないネットワークが生まれ、地域に新たなビジネス機会が創出されることにつながります。
MICEを推進していくことは、一般的な観光と異なり地域の産業振興や学術・教育等のレベルアップを促し、都市の競争力・ブランド力の向上につながるなど、人の集積や交流から派生する様々な効果が見込めます。また、長崎が持つ歴史、文化、夜景などの観光資源だけでなく、おもてなしの意識が高い市民性や平和などの個性等を最大限に活かすことができることから、人口減少や経済の停滞に直面している長崎の経済を活性化させ、地域振興及び持続的発展につながる大切な取り組みと考えております。
MICE施設はメインホール、展示ホール、会議室などから構成されますが、現在、長崎市にはまとまった会議室を持つ施設がないため、大規模な学会を開催する際、分科会等を分散して開催せざるを得ませんでした。このことにより、多くの大規模な学会等が開催されていませんでしたので、今後は、分科会等を1カ所で開催できる施設をつくることが重要と考えております。
MICE施設に併設する予定のホテルは、MICEの一体的な受け入れを行うためのホテルを検討しています。参加者の宿泊はもちろん、MICE施設への食事や飲み物等の提供(ケータリング)、レセプション等に対応できる宴会場(バンケット)、国際会議や学会などで来訪するVIPの宿泊、MICE施設とのスムーズなアクセスなど、MICE施設に併設することで大きな効果を発揮するものと考えております。
また、MICE施設としての機能が損なわれない範囲で、より集客や収益が見込める施設をつくることも可能であると考えておりますので、今後、民間事業者から提案等を受けるなど、詳細な検討を進めていくこととしています。
今後も、必要とされるMICE施設の規模・機能等について、検討を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いします。 
関係所属 観光政策課  【直通番号】:095-829-1152】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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