長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【60代】  【2014年03月受信】

ご意見(要旨) 【国際会議場立地場所は県庁移転先の場所へ】
ニュース等でも取り上げられていますが、現在の長崎駅の裏手の浦上川沿い(現在モデルハウスの展示がなされているあたりだと思われる)に国際会議場の建設が検討されているようです。3月27日は、市議会でもこの件で議論されるとか。
私は常々、長崎市は都市景観条例を持っておきながら、本当は長崎の景観にはあまり関心がないのだと感じています。一部建築物のデザインには関心があるようで、今年はこれと決めたりはしていますが、いわゆる景色としてではなく、ミクロなポイントの方が優先のようです。
長崎市の、特に港湾の景色に多大な影響を及ぼすと思われる県庁舎が、今の埋立地に移転するという議論があった時も、自分の市のことなのに、市は知らぬ顔のようでした。今となっては、もう仕方がないのでしょうが、せめて次のことぐらいは、まだ間に合うと思われますので、県と折衝していただきたいと願います。
<お願い>
県の検討の懇談会でも、庁舎は単なる事務棟だと言っているのですが、この単なる事務棟を現在の転居先である一等地に建てる必要はないと思います。建てるなら、そこには国際会議場を建て、県庁舎は駅裏に建てる。つまり、県庁舎と国際会議場を入れ替えることにしていただきたい。こうすることによって国内外から会議に来られる方々に、良い雰囲気で議論していただくことができると思います。
現計画では、県庁舎の北側に建つことになり、見通しも良くはならないし、場所的魅力もなく、こんな場所で国際会議とは、来られる方に失礼になるし、会議を招致するとき、一体どう言ってここはいいですよとPRするのでしょうか。また、外国から客船で来られるお客には、長崎港に入った時正面に見えるのは、国際会議場である方が良い。人は建物には一種の精神性を感じるものなので県庁を見るより国際会議場をより深い思いで見ることでしょう。
そして、この国際会議場の一角に、長崎大学の核廃絶研究センターを誘致すれば更に良い。県庁は国際会議場の裏手に見えるだけで良いと思います。更に、県庁と国際会議場を入れ替えれば、最近よく言われている津波に対しても、県庁が国際会議場の北側に位置すれば、多少なりとも国際会議場が防波堤の役目を果して、津波の被害は少なくすることができる効果も期待できます。
以上長崎の景観を愛する者からのお願いです。よろしくお願いいたします。

【2014年05月08日回答】

回答 【観光政策課】【都市経営室】【*長崎駅周辺整備室】
いわゆるMICE(マイス)施設の予定地につきましては、新しい駅舎が今の駅舎から150メートルほど浦上川方向に移動しますので、新幹線・バス・電車などの交通結節点に隣接することになります。このことにより、アクセス面では日本有数の利便性の高さを誇るとともに、宿泊施設や飲食店が豊富にあるという周辺の環境なども兼ね備える立地となり、これらは他の都市との差別化を図るうえで、非常に重要な要素となります。
会議等の運営や誘致の専門事業者からは、独立採算での事業実施を可能とする市内で唯一の土地であると評価されており、高い利便性と競争力を兼ね備え、独立採算が可能な用地としては、現在の長崎市では、予定地以外に適地はないと考えております。
一方で、新県庁舎の予定地につきましては、様々な議論を行い、県民の皆さまのご意見を聴く機会をいくつも設けながら、最終的に県議会の議決を経て県庁舎の建設用地として決定されました。昨年度には設計が完了し、現在は、工事発注の準備が行われており、具体的に事業が進められているところです。
これらのことから、県庁舎とMICE施設を入れ替えることは難しいと考えております。
新県庁舎の施設のデザインについては、専門家により構成されるアーバンデザイン専門家会議の指導を受け進められております。また、長崎駅周辺における施設のデザイン調整などについても、長崎駅周辺エリアデザイン調整会議において議論を重ねることとなっておりますので、MICE施設についても新しい長崎の玄関口としてふさわしい景観となるように取り組んでまいります。 
関係所属 観光政策課  【直通番号】:095-829-1152】
都市経営室  【直通番号】:095-829-1111】
*長崎駅周辺整備室  【直通番号:095-829-1173】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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