長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【50代】  【2013年12月受信】

ご意見(要旨) 【県立図書館の移転問題】
県立図書館移転問題について、もう長崎市存続は絶望的なのでしょうか?

【2014年01月15日回答】

回答 【*総合企画室】
県立図書館の再整備については、本年3月、長崎県教育委員会より新県立図書館整備基本方針が示され、大村市に大村市立図書館と一体となった新県立図書館を、長崎市の県立図書館現在地に郷土資料センターを整備することとされました。そのため、長崎市としては、同基本方針では明らかでない利用者の利便性確保等の質問を市議会とともに行い、県教育委員会より、郷土資料センターについては、長崎市とも連携を図りながら充実したいものにしたいこと、基本計画策定にあたっては長崎市も参加する協議の場を設けたいという県教育委員会の考え方が確認されました。
現在、県教育委員会では、本年4月末を目処にした基本計画の策定に向けた作業を進めており、専門家の会議や長崎市もメンバーとなっている関係機関連絡会議が設置され、検討が進められているところです。長崎市といたしましても、郷土資料センターについては、利用者の利便性確保や長崎の郷土学研究の充実が図られるよう、引き続き求めていきたいと考えています。
具体的には、基本方針では郷土資料のみを配置することとなっていますが、それらに付随する長崎の郷土学研究のために必要な事典や当時の雑誌、新聞等がないと、研究者等の調査研究に支障をきたすため、それらの資料の配置を求めるなど、利用者の利便性確保の方策について働きかけてまいります。
更に、歴史文化博物館との連携強化や、司書や学芸員等の専門職員の人材育成、講座の開催など、長崎の郷土学研究の充実及び研究成果の発信などについても意見を申し上げ、「市民・県民にとって利便性の高い充実した郷土資料センター」となるよう、しっかりと取り組んでまいりたいと考えています。
なお、県立図書館現在地における建て替えでございますが、現在地は都市計画法における第1種住宅地域内であり、建物の高さ等が制限されているため、充分な機能を兼ね備えた県立図書館の再整備は難しいとの判断が県においてなされた経緯がございます。
今後とも、お気づきの点があればご意見をお寄せくださいますよう、よろしくお願いします。 
関係所属 *総合企画室  【直通番号】:095-829-1111】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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