長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【70代】  【2013年10月受信】

ご意見(要旨) 【人間ドック・脳ドックについて】
平成25年度春の人間ドックの助成を申込んだところ、申込多数のため抽選となり外れた通知が届きました。過去には平成23年度にも春秋共に抽選で残念な思いをしました。
人間ドックの腹部エコー検査で、肝臓瘤の疑い(血管腫)で要再検査との結果が出ており、毎年、腹部造営CTの検査を行っています。現在、経過観察の状態です。人間ドックを受診し「異常なし」の報告をもらうまでは安心して生活が送れない気持ちです。平成20年からずっとこのような状態が続いています。
財政面で人間ドック受診者全員の補助は難しいと思いますが、病気を未然に防ぐ環境を整えてほしいと願います。ちなみに昨年、人間ドック・脳ドックを受診した際の費用は再検査費用も含めて約3万5千円かかりました。異常なしでこの額ですので、治療入院となるともっと高額となり、国民健康保険の負担も増大していたと思います。人間ドックの結果により「異常あり」または「経過観察」の人を優先的に受診させていただきたいと切に願います。

【2013年11月06日回答】

回答 【国民健康保険課】
国民健康保険課では、加入者の健康の保持・増進のため、保健事業の一環として人間ドック・脳ドックの助成を行っています。加入者の国保税を財源として助成しているため、財政状況を勘案して毎年、予算を決めて実施しています。そのため定員を超える申し込みがあった場合は、抽選とさせていただいております。
現在、経過観察中とのことで、不安に思われるお気持ちはお察しいたします。しかしながら、人間ドックの目的は、病気を早期に発見し、早期治療につなげるものであり、現在、健康と思われている方でも自覚がないままに病気になっている可能性もあるため、人間ドックの助成を受けて受診する機会は全ての方に均等に必要だと考えます。
このように、人間ドックの趣旨や公平性の観点から、過去の受診結果を元に優先的に受診していただくことは困難ですが、超高齢化社会において医療費の増加は深刻な問題であり、病気を未然に防ぐための環境づくりは緊急に取り組むべき課題であると認識しております。
国民健康保険課では、人間ドックのほか、生活習慣病の早期発見・予防に有効な特定健診の受診率向上を重点課題として取り組んでおり、自己負担の無料化や市内の医療機関による個別健診、公民館での集団健診を実施するなど受診しやすい環境づくりに努めております。併せて、歯科健診の助成や健康料理教室の開催、健康づくり課が実施するがん検診などにより、病気を未然に防ぐ環境づくりを進めているところです。これらの事業については、今後も改善を図ってまいりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。 
関係所属 国民健康保険課  【直通番号】:095-829-1225】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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