長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2013年08月受信】

ご意見(要旨) 【高齢化社会に対する住宅の提案】
インターネットで千葉のとある市の取り組みを知り、長崎市でも検討してみてはどうかなと思い、提案しました。
小島、高平町地区は、車も通らず、歩いて階段を上るしかなく、若い人はどんどんいなくなり、高齢化が進んでいるようです。
そこで、高齢者が管理しにくくなったり、居住しにくくなったりしている家を買い取り、若い世代向けの家にリフォームして、若い世代の住みやすい地区にするものです。
道路拡張など、かなりのお金がかかってしまいますが、このままでは、高齢者ばかりの地区になってしまい、住民がいなくなる日も来るかと思います。
高齢者の方は、集合住宅や低地への移動をしてもらいます。
市が今後、そういった山の上の地区をどうしていくかを本気で考える時期がきているかと思います。
次世代を担う若い世代が住みやすい環境を整えていくことをぜひお考えいただきたいです。

【2013年09月02日回答】

回答 【*住宅課】
住宅に関する課題は地域や時代で様々であり、課題解決の手法も変わってきます。長崎市の斜面地に建ち並んでいる住宅は、もともと田や段々畑などに利用されていたところに建てられ、当時は車が通る道路の必要性もあまりなかったのか、「坂の街長崎」と呼ばれる車が入れない市街地が形成されていきました。
坂の街では、日常の階段道の上り下りはもとより、車両を使った消防・救急活動や福祉サービスにも支障をきたしており、ご指摘のようにこれらの不便さや車社会の進展等により若い世代を中心に人口の流失を招き、地域の活力低下と高齢化を進行させ、空き家が増加しているのが現状です。
このような問題を解消していくには住宅だけではなく、道路、福祉、安全、環境など様々な問題も含めて、総合的に考えていく必要があるものと考えます。
斜面市街地の環境を整え、それぞれの地域に住み続けていくためにも、空き家の活用も含めた住環境の改善へ向けた検討が必要と考えており、空き家の実態の把握や考えられる有効な手法の検討を今後行ってまいりたいと考えておりますので、今後ともご支援、ご協力をお願いいたします。 
関係所属 *住宅課  【直通番号】:095-829-1185】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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