長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2013年04月受信】

ご意見(要旨) 【野良猫への餌やりについて】
佐世保市の地域猫活動に取り組む長崎新聞の記事を読みました。佐世保市をはじめ地域住民の活動のあり方を知りとても感銘を受けました。
長崎市ではどうなのでしょうか。道を歩くたびに野良猫を見かけることが多くなりました。
私も野良猫に対しては苦情を言いたい一人です。私の住む所でも晩と朝、毎日かかさず餌をやるおばあさんがいます。糞や尿の悪臭はもちろん、ゴミ出しのゴミをあさり、食べ残し(えさ)にカラスが寄って来たり出産のたびに子猫が増え続けています。責任ある行動をするようにお願いしても聞きいれてもらえません。野良猫の不妊、去勢手術には多額のお金がかかると思いますが、他人の迷惑も考えず自己満足のためだけの野良猫でよいのでしょうか。
きっと私の住んでいるところだけでなく、野良猫に対する苦情をかかえている人や地域は多いと思います。
佐世保市のようにはっきりとした活動、取り組みなど対策を考えるべきではないでしょうか。この方のように身勝手なことをする人が少なくなり、今より良い環境になることを望みます。個人的に話をすることは無理があり何の解決にもつながりません。やはり、地域自治会をはじめ、市が中心となることが必要ではないかと思います。

【2013年05月22日回答】

回答 【動物愛護管理センター】
全国的に見ても、餌やり行為そのものを禁じた条例は少なく、当市においても条例はありません。
餌やり者に対しては、周辺住民や環境に及ぼす悪影響を説明し、何度も説得を試みるのですが、なかなか効果があがらないのが現状です。そこで、平成22年度からは地域猫活動を支援する事業(説明会、手術費の助成等)を立ち上げ、6ヶ所について認定しました。現在、5ヶ所で活動は続いており、広がりをみせるかに思われましたが、実際のところは、餌を与える側からの支援の要望がほとんどで、自治会や周辺住民からの理解が得られず、認定に至らないケースも多くありました。
その結果、実績があがらなかったこともあり、3年(平成24年度)をもちまして、手術費の助成は廃止となりました。本年度からは、餌を与える方のための活動ではなく、地域猫活動を真に理解し、問題解決を目指す方が多く現れるよう、要望があった自治会へ出向き、講座を開いていきます。何卒ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。 
関係所属 動物愛護管理センター  【直通番号】:095-844-2961】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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