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ながさきの「食」 長崎ザボン


更新日:2014年12月19日
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長崎ザボン

ザボンは中国原産で、日本で初めて長崎に持ち込まれました。寛文7年(1667年)、唐船船長がザボンの種子をジャワ(現在のインドネシア)から持ち込み、唐通事により西山神社に植えられたという、歴史ある果実です。今でも西山神社の境内には原木が存在します。長崎発祥のザボンは、その後長崎近郊はもとより、島原半島、鹿児島地方までひろまりました。昔は長崎駅でザボンを販売しており、昭和23年に 「長崎のザボン売り」という歌の大ヒットで一躍有名になりました。 

 ざぼん漬けなどに使われる皮は熟すと甘いかおりが漂い、果肉は柔らかく少し紅を帯びており、糖度は12度〜14度。さっぱりとした甘味と程よい苦味が味わえます。果肉が赤みがかった「紅まどか」という品種は、果肉が柔らかく、苦みが少ないため、生食に向いています。収穫後、しばらくはさわやかな香りを楽しんだ後、ザボンの皮が少し柔らかくしぼんできた頃が甘味が増し、食べ頃です。 

生産者が大事に育てた長崎ザボン、歴史とロマンに想いを馳せながら食べてみてはいかがでしょうか。


お問い合わせ先
水産農林部 農林振興課 
電話 095-820-6564

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