長崎市で生産が盛んな農産物をご紹介します。
びわ いちご みかん なし ばれいしょ ねぎ・ほうれんそう アスパラガス ぶどう
長崎市の特産物で栽培面積が広く、生産量で日本一を誇っている「びわ」。その生産方法にも工夫がなされています。
「びわ」の実が高い値段で売れるように、できるだけ味がよく大きい「びわ」を作るため、一房に80個程の花が咲き、20個程の果実が小指の先ぐらいの大きさになった時、4つを残して全てを取り除き、袋をかけます。袋がけは、短い期間に高い枝の一房ごとにかけるため、大変な苦労とたくさんの人手がかかります。
また、穫期間が他の農作物とくらべてとても短く、6月の収穫作業は一年中で一番忙しい時期です。そこで、最近ではビニールハウスの中で栽培したり、収穫時期が違う品種を植えたり、できるだけ収穫期間を長くするための工夫をする農家が増えてきています。
「いちご」は、バラ科の多年草で、日本には江戸時代末期に、オランダ人によって長崎に輸入されたのが最初と言われています。いちごは、びわやみかんに次ぐ、長崎市の主要な農産物です。形が長円錐で、良く整い、光沢に優れ見た目が良いのが、現在の主流品種「さちのか」です。1996年(平成8年)に農林登録されました。
温州みかんは、土壌、気候等条件に恵まれ、市内全域に栽培されており、長崎市を代表する特産品の1つです。主に「岩崎早生」「原口早生」「させぼ温州」等の種類があります。その他のかんきつ類として、「デコポン」「ポンカン」等も栽培されています。みかんの、ひとつひとつの袋が柔らかくて薄く、オレンジの色が濃く、形がやや扁平で、皮のつぶつぶやヘタが小さいものが美味しいみかんと言われています。
びわ、みかんに次ぐ果樹として「豊水」「菊水」「新世紀」等の色々な品種が茂木地区で栽培されています。
いも類は、生産に適した気候と土壌条件に恵まれていることもあり、市内各地で栽培されています。ばれいしょは、平成14年9月から市内12校のモデル校の学校給食で使用され、現在では市中心部の22校の学校給食で長崎市内産のばれいしょが使用されています。
ねぎ、ほうれんそうは、田手原地区で栽培されており、特に新鮮度が要求されるため地元市場へ出荷されています。また、最近では、消費地である都市部が近いことから、農産物直売所で多く販売されています。
江戸時代、オランダから長崎に伝わったとされます。はじめは観賞用として輸入されました。ハウス栽培が盛んな野菜です。
外海地区では、巨峰を中心に栽培されています。現在は、種無しぶどう(巨峰)の栽培も行われ、直売所でも人気商品になりつつあります。
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