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ながさき和・華・蘭(わからん)グルメって、なぁに?


更新日:2015年7月9日
ページID:023276

かつて日本で唯一海外に開かれ、様々な人や文化が上陸した長崎。

和(日本)、華(中国)、蘭(オランダ、ポルトガルなどの西洋)との交流の中で、長崎独自の文化が育まれてきました。『食』も、その中のひとつ。

和・華・蘭が絶妙にブレンドした個性的な料理、それが、「ながさき和・華・蘭グルメ」です!

 

和・華・蘭グルメの代表的格「卓袱料理」  

「おひれをどうぞ」の挨拶から始まる「卓袱料理」。

おひれ(吸い物)のあとは、朱塗りの円卓に並べられた刺身、湯引き、煮豆、長崎天ぷら、豚の角煮など、季節の食材を使った多彩な料理をいただきます。それぞれの料理は大きな器に一盛りにされ、円卓を囲んだ各人が小皿に取り分けていただくというスタイルです。

「卓袱料理」の「卓」はテーブル、「袱」はテーブルクロスを意味し、中国料理の膳の形が基本。そのはじまりは江戸時代、唐人たちが長崎の市中に住んでいた頃に伝えられたと言われています。ポルトガルやオランダとも交流のあった長崎は、時代を経る中で、中国伝来のその料理に、和食、洋食のアレンジも加えていきました。そうして、「卓袱料理」は長崎独自の和・華・蘭グルメへと発展を遂げたのです。

上座も下座もない円卓を囲んで、和気あいあいといただく「卓袱料理」。身分制度のあった当時としては非常に画期的なこの食文化も、さまざまな国や街から人々が集い、新しい風薫る長崎だからこそ受け入れられたスタイルだったのかもしれません。また、四季折々の地元の食材もふんだんに使っており、もっとも長崎らしい郷土料理と言えるでしょう。

 

長崎らしいの和の味わい「ながさきお魚料理」


贅沢!伊勢海老料理

鮮度抜群!野母んあじの刺身

来崎したら食べてほしい!鯨の刺身盛合せ

お祝いの膳に!鯛の塩釜焼き

海に面して、複雑な海岸線や潮流が絶好の漁場を生む長崎は、美味しい魚介類がいっぱい!タイやサバ、イサキなど、全国でも屈指の水揚げ量を誇る魚も豊富です。

身がしっかり締まった甘みたっぷりの「長崎天然伊勢海老」や脂ののった「野母んあじ」、捕鯨の歴史を語り継ぐ「くじら料理」、砂糖文化を思わせる「長崎天ぷら」など、長崎の料理人の確かな腕が絶品料理に仕上げます!

他にも、鯛を惜しげもなく丸ごと一匹使った「鯛の塩釜焼き」や、新鮮で豊富な海産物をぜいたくに使った「長崎のかんぼこ」、「長崎おでん」など、どれも水産県・長崎ならではの素材の良さと贅沢な美味しさが際立ちます。

 ■長崎のお魚たち

長崎中華の代名詞「ちゃんぽん・皿うどん」


長崎と言えば、ちゃんぽん!

あなたは太麺派?細麺派? 皿うどん

 

 キャベツやもやし、にんじん、はんぺん、エビ、イカ、豚肉等々、十数種類の具材が入った長崎ちゃんぽん。魚介の旨味とタップリの野菜からでる
 ほどよい甘みが麺とからまり、ペロリと食べられます。

明治中期、当時大勢いた中国人留学生に、安くて栄養価の高いメニューをと考案されたのが「長崎ちゃんぽん」。

そして、ちゃんぽんのバリエーションとして生まれたのが「長崎皿うどん」です。

各中華料理店には独自の味があります!各店舗自慢の「ながさきの食」の定番を、食べ比べてみてください。

  

長崎市民のソウルフード!絶品洋食「トルコライス」


バリエーション豊富なトルコライス

ピラフとスパゲッティ、トンカツが一皿に盛られたボリューム満点の贅沢メニュー 「トルコライス」。

名前の由来は諸説ありますが、店舗によってステーキやシーフード、オムライスなどいろいろなバリエーションも豊富で、美味しさは折り紙付です!

友達同士で数種類注文し、シェアして食べるのもオススメ。

「大人のお子様ランチ」とも言うべきトルコライスは、ちゃんぽん・皿うどんに並ぶ、長崎市民のソウルフードなのです。

 


お問い合わせ先
経済産業部 商業振興課 
電話 095-829-1150

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