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更新日:2020年10月1日 ページID:005835
セイゴ、ススキ、シーバス
刺網、底曳網、定置網
本種は、成長とともに呼び名がかわる出世魚で、セイゴ、フッコ、スズキと呼び名が変わる。名前の由来は、刺身にした時の身がすすぎ洗いしたかのようなきれいな色をしていることからとされている。
体長80センチメートルに達する。沿岸、内海、河口域の岩礁域や人工魚礁に生息する。産卵期は秋から春。釣りの好対象種で、釣針に掛かると猛烈に糸を引き、急に逆方向に泳いだり、水面に跳ね上がって糸をゆるませて針を外してしまうことがある。これを「スズキの鰓(えら)洗い」という。摂餌は、日の出前や日没後に活発になる。
北海道以南の各沿岸、朝鮮半島沿岸、渤海、黄海、東シナ海、南シナ海のごく沿岸域に分布し、春~夏季には主に索餌を目的として浅所へ向って移動する。
夏から秋にかけてが旬。肉は白身で美味。刺身、あらい、塩焼きによい。バター焼き、フライなどの洋風料理にもあう。
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