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更新日:2013年3月1日 ページID:005794
カナ、カナンド(九州)、ガッソ(長崎)、ガシラ(福岡)、ギス(福島)
底曳網
名前の由来は、頭が大きく金槌のような形をしていることとされている。
全長30センチメートルに達する。水深200メートル以浅の砂泥底に生息する。産卵期は春から夏。ホウボウと同様、胸びれ下部の遊離軟条の先端には、味を感知できる感覚器官があり、海底を歩くようにして索餌する。
北海道南部以南の日本沿岸~南海
冬が旬。肉は白身で淡泊。刺身は、張りのある歯ごたえで美味。塩焼き、煮付け、鍋にあう。洋風料理にも使われ、トマトソースなどによく合う。また、昔も今も、丈夫な歯が生えるように、骨が丈夫になるよう、お箸初の膳にカナガシラの焼きものをのせる習慣がある。長崎では節分の日に食する習わしがある。
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