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おさかな大図鑑

更新日:2023年4月7日 ページID:005697

長崎市には7つの漁業協同組合があり、各地区の特色ある漁業を営んでいます。
また水産加工業も盛んに行われており、様々な水産加工品が市内外に販売されています。

ブランド魚

ごんあじ (新三重漁協)

ごんあじの写真
ごんあじ

五島灘に生息する瀬付きのアジで、頭がやや小さめで幅がひろく(体高が高い)、丸みを持ち体表がなめらかで色艶が良く、体の背部が黄色みをおびたみどり色で腹部にかけて黄金色に輝いています。特に大きさが250グラム以上のサイズを言います。

名前の由来

長崎県の五島灘に生息している黄金色をしたマアジを『ごんあじ』といいます。五島灘の『ご』と黄金色の『ごん』をごろ合わせして『ごんあじ』とネーミングしたものです。

若ごんあじ

ごんあじの小ぶりのもので、大きさは250グラム未満のものを言います。

天然の健康食

アジには、DHA、EPA、カルシウムビタミンが豊富に含まれています。

DHA(ドコサヘキサエン酸) 頭の働きを活発にする

頭を良くするためには、脳の働きを活性化することが重要です。それを助ける働きをする物質が、現在注目を浴びているDHAなのです。アジには、このDHAが豊富に含まれています。

EPA(エイコサペンタエン酸) 成人病を予防する

成人病の原因の一つとして、コレストロールの蓄積があります。EPAにはコレステロール値を低下させる作用があります。その他にも、血栓症、動脈硬化などの予防に効果があります。アジには、このEPAが豊富に含まれています。

Ca(カルシウム) 精神を安定させる

カルシウムは、丈夫な骨を作るだけでなく、神経バランスを安定させる働きをしています。魚介類は、豊富なカルシウム源です。

野母んあじ(野母崎三和漁協)

野母んあじの写真
野母んあじ

長崎市の野母崎周辺の天然礁で一本釣で漁獲されたあじで、体長26センチメートル以上、重さ300グラム~500グラムのものを選別し、さらに野母崎三和漁協の活魚センターで再度厳選したもので、大型で脂ののりも良いです。

長崎天然伊勢海老

長崎天然伊勢海老の写真
長崎天然伊勢海老

長崎市の三重、野母崎、三和地区の沿岸の天然の磯でとれた天然のイセエビのことで、各漁協で規格を揃え、高品質なものを厳選したものです。

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特色ある魚

新三重漁協

イセエビの写真
イセエビ

・ マアジ

・ イワシ類

・ マサバ

・ ヒラメ

・ カマス

・ フグ類

・ イセエビ

・ マダコ

・ ウニ類

・ アワビ類

・ ブリ[養殖]

・ ヒラス(ヒラマサ)[養殖]

みなと漁協(本所、神の島支所)

マアジの写真
マアジ

・ マアジ

・ タレ(カタクチイワシ)
(煮干の原料に多く使用されます)

・ マサバ

・ マダイ

みなと漁協(外海支所)

・ イサキ

・ ミズイカ(アオリイカ)

みなと漁協(深堀支所)

アカアマダイの写真
アカアマダイ

・ アマダイ

・ マダイ

・ レンコダイ(キダイ)

・ イトヨリ

・ ハモ
(主に関東・関西に出荷されています)

茂木漁協

クルマエビの写真
クルマエビ

・ アマダイ

・ トラフグ

・ タチウオ

・ マダイ

・ エソ

・ ハモ

・ アカアシ(クマエビ)

・ クルマエビ

・ イセエビ

・ ワタリガニ(ガザミ)

・ マゴチ

・ ヒラメ

・ ナシフグ

たちばな漁協(網場、矢上支所)

タチウオの写真
タチウオ

・ タチウオ

・ イセエビ

・ フグ類

・ マダイ

たちばな漁協(本所)

ハモの写真
ハモ

・ ハモ

・ エソ

・ シログチ

・ タチウオ

・ ヒラメ

・ マゴチ

・ アカアシ(クマエビ)

・ ワタリガニ(ガザミ)

・ トラフグ[養殖]

・ マダイ[養殖]

・ シマアジ[養殖]

・ マガキ[養殖]

・ イワガキ[養殖]

西彼南部漁協(本所、高島支所)

・ カマス

・ アラカブ(カサゴ)

・ ハタ類

西彼南部漁協(福田支所)

・アカウニ

・ ウニ類

・ ヒジキ

・ エソ

野母崎三和漁協

・ マアジ

・ イセエビ

・ イサキ

・ クルマエビ

・ ガザミ

・ アワビ

・ マダイ

・ ヒラメ

・ マゴチ

・ ミズイカ

大村湾漁協

・ ナマコ

・ モズク

・ ミズイカ(アオリイカ)

・ シャコ

・ イイダコ

・ マガキ[養殖]

その他長崎魚市に水揚される特色ある魚

カナガシラの写真
カナガシラ

・ イボダイ

・ レンコダイ(キダイ)

・ ブリ

・ アカメ(キントキダイ)

・ カマス

・ オコゼ

・ カナガシラ

・ スルメイカ

・ アカイカ

・ アカバナ(カンパチ)

・ アラ(クエ)

・ ベニサシ(ヒメジ)

・ イサキ

・ アンコウ

・ クロ(メジナ)

など

( )内は標準和名

本ホームページの水産物の画像の一部は、長崎大学付属図書館所蔵の「グラバー図譜」から使用しております。

グラバー図譜

倉場冨三郎(トーマス・B・グラバーの息子)はトロール漁業を営む傍ら、日本近海にすむ魚類の分類学研究のために、地元の画家を雇い、約800枚の図譜を作成した。貴重な文化遺産である。
長崎大学付属図書館所蔵
GloverAtlas by Nagasaki University
日本整備及び南部魚類図譜(グラバー図譜)(新しいウィンドウで開きます)

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水産加工品

煮干

新三重、みなと漁協には煮干の主原料であるイワシをとるまき網漁業の基地であり、地区内で煮干の生産が盛んに行われている。

蒲鉾

板付、竹輪、揚げ蒲鉾など、市内の蒲鉾屋の特色を生かして生産されている。
蒲鉾類のご用命は

長崎蒲鉾水産加工業協同組合

電話番号:.095-850-1101
ホームページ:http://www.surimi.or.jp/info.html(新しいウィンドウで開きます)
すり身の共同生産を行い、市内の蒲鉾業者に供給している。
また、加工の過程で出た残さいから肥料を作るなど環境対策も行っている。

塩干品

塩干品のご用命は

長崎漁港水産加工団地協同組合

電話番号:.095-850-4511
ホームページ:http://dantikyo.net/(新しいウィンドウで開きます)

当組合は、昭和62年に設立され、海水供給事業・水産加工用水供給事業・残滓処理事業・冷蔵倉庫事業・購買事業・販売事業を行い、組合員事業の支援をしています。
残滓処理事業では、加工残滓を年間13,000~14,000トン処理し、畜産用餌料として販売を行っています。
販売事業では、組合員の加工品の販売を行っており、主な製品は、アジ類・アマダイ・カマス・レンコダイ等の塩干品やねり製品です。長崎らしさをもった、優れた加工品を「長崎俵物」として県外各地へ販売しています。

その他

  • フライ、海藻他(長崎市みなと漁協)
  • ハモ湯引 (たちばな漁協・茂木漁協)
  • イワシみりん干、その他開き(みなと漁協)

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知っているようで、知らない、長崎市に水揚げされるお魚情報

トラフグ

下関が産地として有名になっていますが、その多くは長崎県から出荷されていて、長崎市内では戸石で生産されています。

長崎市たちばな漁協

電話番号:095-830-2236

ホームページ:http://www.jf-tachibana.or.jp/(新しいウィンドウで開きます)

ハモ

ハモの写真
ハモ

こちらも京都料理として名高いですが、実は長崎県のハモも出荷されています。長崎市では、茂木漁協、たちばな漁協、みなと漁協の小型底曳網(こがたそこびきあみ)漁業・延縄(はえなわ)漁業で水揚されています。

  • 戸石はも・かに祭り(8月) 電話番号:095-830-2236
  • もぎたて大漁まつり(7~8月) 電話番号:095-836-0055

イセエビ

イセエビの写真
イセエビ

輸入物のロブスターが多く流通していますが、やはり長崎のイセエビは絶品。
長崎市では、新三重漁協、野母崎三和漁協の刺網(さしあみ)漁業で漁獲されます。

  • のもざき伊勢エビ祭り(毎年8月末の日曜日~9月末)

アマダイ・レンコダイ・イトヨリ

イトヨリの写真
イトヨリ

これら3魚種は主に関西などの都市圏に出荷されています。
長崎市では、みなと漁協、茂木漁協の延縄漁業で漁獲されます。

  • もぎたて大漁まつり(7月~8月)

タチウオ

タチウオの写真
タチウオ

魚市場で集荷され、県内外へ流通しています。
長崎市では、たちばな漁協・新三重漁協の曳縄(ひきなわ)漁業で漁獲されます。

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お問い合わせ先

水産農林部 水産振興課 

電話番号:095-820-6563 ( 直通 )

ファックス番号:095-827-6513

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(14階)

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