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話題になっている感染症

更新日:2017年10月23日 ページID:026081

腸管出血性大腸菌感染症について

腸管出血性大腸菌感染症とは

大腸菌は生活環境にありふれた細菌ですが、大腸菌の中でも毒素を産生して、出血を伴う腸炎や血便、下痢等を引き起こす細菌が腸管出血性大腸菌です。抵抗力の弱い乳幼児や高齢者では発症リスクが高い感染症です。

感染源

加熱不十分な肉類、未消毒の井戸水、漬物、不衛生な生野菜等があります。

感染経路

菌に汚染された飲食物を食べることや、保菌者の便で汚染された場所に触れた手指を介して、口から菌が入ることで感染します。

潜伏期間

2日から7日程度です。

症状について

下痢、血便、腹痛、発熱、吐き気、嘔吐、腹痛があります。便は水様性下痢から粘血便、鮮血に近い便が見られることもあります。合併症として溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症すると、腎臓や脳などに後遺症を残す恐れがあります。

予防策

調理や食事の前、トイレ・オムツ交換のあとは石鹸で手洗いしましょう。
肉、魚、野菜などの食品は十分に加熱しましょう。(75度、1分以上が目安です。)
生肉を扱った箸で、他の食品を扱わないようにしましょう。焼肉はトングで加熱し、焼けた肉は箸でつかみましょう。
サラダ等の生野菜や調理品はすぐに食べましょう。保管する場合は冷蔵にし、再加熱して食べましょう。
台所、まな板、包丁などは熱湯消毒をしましょう。

症状が出たときは

血便に気づいたらすぐに受診し、自己判断で下痢止めは飲まないようにしましょう。
下痢症状があるときは、入浴を控えるか、シャワー浴または最後に入浴するようにしましょう。また、プールや共同浴場の利用は避けましょう。
家族内であってもタオルの共有は避けましょう。

その他詳しい内容(関連リンク)
腸管出血性大腸菌の予防(長崎県医療政策課)(新しいウィンドウで開きます)
腸管出血性大腸菌とは(国立感染症研究所)(新しいウィンドウで開きます)
腸管出血性大腸菌Q&A(厚生労働省)(新しいウィンドウで開きます)

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

SFTSとは

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、最近になってその存在が知られるようになった、ダニが媒介する新しいウイルス感染症で、長崎市内においても症例が確認されています。

感染経路

人にはウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。

潜伏期間

潜伏期間は、マダニに咬まれてから6日~2週間程度です。

症状

主に発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が出現します。時に頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳など)、出血症状(紫斑、下血)を起こします。

予防方法

マダニに咬まれないように気をつけることが重要です。

1 草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくしましょう。

2 屋外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認しましょう。

3 マダニに吸血された場合には、皮膚科などを受診してマダニを除去してもらいましょう。

4 動物を飼育している場合、過剰な触れ合い(口移しでエサを与えたり、動物を布団に入れて寝ることなど)は控えましょう。

5 動物に触ったら必ず手洗い等をしましょう。

6 動物のマダニは適切に駆除しましょう。飼育している動物の健康状態の変化に注意し、体調不良の際には動物病院を受診しましょう。

7 野生動物は、どのような病原体を保有しているか分かりません。野生動物との接触は避けましょう。

8 体に不調を感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。受診する際は、ペットの飼育状況やペットの健康状態、また動物との接触状況についても医師に伝えましょう。

※ なお、マダニによる感染症は、日本紅斑熱などもありますので、マダニに咬まれないように注意しましょう。

その他詳しい内容(関連リンク)
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について(厚生労働省)
重症熱性血小板減少症候群に関するQ&A(厚生労働省)
マダニ対策、今できること(国立感染症研究所)
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)(国立感染症研究所)
ダニ媒介性感染症(長崎県医療政策課)

乳児ボツリヌス症にご注意ください(1歳未満のお子様と接する方へ)

1歳未満の乳児がハチミツを含む離乳食を原因とした乳児ボツリヌス症により死亡する例が

東京都で起きました。1歳未満のお子様と接する方は、以下にご注意ください。

乳児ボツリヌス症とは

乳児ボツリヌス症は、ボツリヌス毒素を産生する菌の芽胞が混入した食品を摂取した乳児の腸内で、菌が発芽増殖し、毒素を産生することによって発症する。 症状としては、便秘、哺乳力不良、筋力低下、呼吸困難などが出現し、重症患者では死亡する場合がある。

予防法

1歳未満の乳児では、腸内環境が不安定なため、ボツリヌス菌感染に対する抵抗力が低いことから、ハチミツを含む食品を与えないようにすること。

ハチミツを与えるのは1歳すぎてから(新しいウィンドウで開きます)(厚生労働省)

妊娠期は鳥との接触にご注意ください(オウム病への注意喚起)

オウム病は毎年数十人の感染報告がある病気ですが、高齢者や妊婦等、免疫力が低下している方に重症例もみられています。国内でも初めて妊婦の死亡例が報告されました。妊娠中は鳥を含むペットとの密接な接触は避けるとともに、以下の点にご留意ください。 (参考:動物由来感染症ハンドブック2017より)

病気の特徴

突然の発熱(38度以上)で発症し、咳や痰を伴う。全身倦怠感・食欲不振・筋肉痛・関節痛・頭痛等のほか、呼吸困難・意識障害等をおこすなど、重症例では死亡する場合もあり。

感染経路・感染状況

インコ、オウム、ハト等の糞に含まれる菌を吸い込んだり、口移しでエサを与えることによっても感染する。2005年には、国内の動物展示施設で従業員や来場者の間で集団感染が起きている。

予防法

・妊娠期は鳥などペットとの密接な接触をさける。

・鳥の世話をした後は、手洗い、うがいをする。

・口移しでエサを与えない等、節度ある接し方を心がける。

・鳥を飼っている人が長引く咳や息苦しさ等の症状を感じたら、受診の際に、鳥を飼っていることを医師に伝える。

麻しん(はしか)について

麻しん(はしか)とは

感染経路

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強いと言われています。

潜伏期間

感染から10~12日間

症状

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。

予防策

麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんワクチンが有効な予防法です。最近は成人の麻しん患者の割合が増加しています。定期接種の対象者だけではなく、医療・教育関係者や海外渡航を計画している成人も、麻しんの罹患歴や接種歴が明らかでない場合は予防接種をご検討ください。

その他詳しい内容(関連リンク)

麻しん(はしか)に関するQ&A(厚生労働省)(新しいウィンドウで開きます)

麻しん(厚生労働省)(新しいウィンドウで開きます)

ジカウイルス感染症について

ジカウイルス感染症はデング熱及びチクングニア熱と同様、蚊を介して感染します。また、ジカウイルス感染症は感染しても症状がないか、症状が軽いため気付きにくいこともあります。
海外の流行地において、蚊に刺されてから数日後に、軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛等の症状が見られた場合は、医療機関を受診してください。
海外の流行地へ出かける際は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意してください。

妊婦と妊娠の可能性のある女性の方へ

妊娠中のジカウイルス感染と胎児の小頭症との関連が示唆されていることから、妊婦及び妊娠の可能性がある方は、可能な限り流行地への渡航を控えてください。
※世界保健機関(WHO)は、2016年3月8日、妊婦は流行地域への渡航をすべきでないと勧告しています。

流行地から帰国された方へ

性行為により、男性から女性パートナーへ、女性から男性パートナーへの感染事例が少数ながら報告されています。
世界保健機関(WHO)は、 流行地から帰国した男女は、症状の有無にかかわらず、帰国後少なくとも6か月間、パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中、性行為の際にコンドームを使用するか、性行為を控えることを推奨しています。

その他詳しい内容(関連リンク)

デング熱について

デング熱とは

デング熱は、蚊(主にネッタイシマカとヒトスジシマカ)が媒介するウイルス感染症です。ヒトからヒトへ感染することはありません。

感染経路

患者の血液を吸った蚊を媒介して他の人に感染します。

潜伏期間

潜伏期間は、2日から15日(多くは3日から7日)程度です。

症状

発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感が主症状であり、上気道症状、消火器症状を呈することもあります。発熱は、2日から7日間続くことが多く、皮膚の発疹を伴うことも多いです。ごく稀に重症化し、発熱後、ショックと出血傾向等の症状が出現することもあります。

その他詳しい内容(関連リンク)
デング熱について(厚生労働省)
デング熱とは(国立感染症研究所)

お問い合わせ先

市民健康部 地域保健課 

電話番号:095-829-1153

ファックス番号:095-829-1221

住所:長崎市桜町6-3(別館3階)

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