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更新日:2023年3月30日 ページID:026663
「知ろう腎臓長崎市」のページは、新たな国民病として注目される慢性腎臓病について、わかりやすく情報発信するために長崎市と公益財団法人ながさき地域政策研究所が、平成25年度に協働して制作した啓発ツールを使用して、慢性腎臓病予防についてご紹介するページです。
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慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disese)とは、ひとつの病名ではなく、腎臓の働きが慢性的に低下する腎臓病の総称です。日本ではこの慢性腎臓病の人がおよそ成人の8人に1人いると推計されています。
腎臓の機能が低下すると、脳卒中や心臓病の発症のリスクが高くなるということがわかってきました。
またCKDが進行すると、腎不全になり、透析治療が必要になることもあります。
「2分でわかる腎臓とCKD」
↑テレビをクリックすると、YouTubeで慢性腎臓病(CKD)をわかりやすく学ぶことができる
動画を視聴できます。 (新しいウィンドウで開きます)
腎臓は、「沈黙の臓器」といわれるほど、とてもがまん強い臓器です。
慢性腎臓病(CKD)は初期には自覚症状がないことが多く、気づいた時には、すでに病気が進んでしまっているということがほとんどです。
症状に気をつけているだけでは、早期発見は難しいため、毎年の健診でご自身の腎臓の働きをチェックしましょう。
腎臓の働きが低下すると尿中のたんぱく質の濃度が高くなります。(蛋白尿)
尿検査でわかる蛋白尿(たんぱくにょう)は、腎臓が弱っていることを示す最初のサインとしても重要です。
尿検査では、学校、職場健診、メタボ健診(特定健診)、人間ドック、病院受診などで受け取られます。
また、薬局で購入できる試験紙で、ご自分で検査することもできます。
長崎市では、ご自身で検査できる尿検査試験紙をお配りしています(なくなり次第終了)
※とってみにょうとは、とって(採って)み(採ってみる・見る)にょう(尿)「尿をとって見てみよう」という意味です。
尿検査試験紙の使い方・尿検査の方法
検査時の注意
1.準備
採尿カップを組み立てます。
色調チェック表と秒針のある時計を用意します。
2.おしっこをとる
採尿カップに中間尿をとります。
尿の深さは採尿カップの約2cmあれば十分です。
※中間尿とは、出始めの尿ではなく排尿中頃の尿のことです。
3.測定-1
試験紙スティックをアルミバックから取り出します。
(試験紙部分には触らないようにします)
4.測定-2
試験紙部分をよく撹拌(かくはん)した尿に浸し、すぐに引き上げます。
(この時、試験紙スティックで撹拌しない)
引き上げた試験紙は、採尿カップのふちで過剰な尿を取り去ります。
5.判定
試験紙の色調を色調表と比較し、測定結果を読み取ります。
蛋白尿は、直後の色調で判断します。
ブドウ糖および潜血は、約30秒後の色調で判断します。
食べ過ぎや食塩のとり過ぎ、運動不足、飲酒、ストレスなどの生活習慣は、慢性腎臓病(CKD)の発症に大きく関わります。また、最近注目されているメタボリックシンドロームとその原因である腹部肥満や高血圧、高血糖、脂質異常は、それぞれに慢性腎臓病(CKD)の発症率を高めることがわかっています。
これらの原因を取り除き、生活習慣を見直すことで、腎臓の働きをまもることが大切です。
長崎市健康づくり課では、「お遊び教室」にて、子育て中のお母さんたちを対象に生活習慣病予防のための「健康ミニ講話」を実施しています。(お遊び教室の様子、簡単野菜レシピの印刷はこちら)
長崎市では、CKD病診連携システムが平成25年11月よりスタートしています。
健診や病院受診での腎臓のはたらきの検査(血液検査や尿検査)の結果をもとに、かかりつけ医と腎臓の専門医が協力しながら治療をすすめるしくみです。
長崎市CKD病診連携システムについてくわしくはこちら 「病診連携システム」のページに移動します。
長崎市では、「かかりつけ医」の先生からの依頼により、管理栄養士が腎臓をまもるための食事についてアドバイスをしています。
くわしくはこちら 「慢性腎臓病(CKD)訪問等栄養指導」のページへ移動します。
くわしくはこちら 長崎県薬剤師会ホームページへ移動します。(新しいウィンドウで開きます)
平成25年度長崎市提案型協働事業において、市民のかたと一緒につくりました。親しみやすいキャラクターで、わかりやすく慢性腎臓病についてお伝えしていきます。
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