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偲ぶ一日

遠藤周作を偲ぶ一日(H28.8.20)
 遠藤周作没後20年・『沈黙』刊行50年記念国際シンポジウム

 平成28年8月20日(土)、遠藤周作没後20年、『沈黙』刊行50年を記念した国際シンポジウムを長崎ブリックホール国際会議場にて開催しました。

 

■特別講演 遠藤龍之介氏(遠藤周作氏長男)「父・遠藤周作の思い出」
 遠藤先生の長崎取材旅行に同行したときの話や息子の視点から見た姿、現代に通じる遠藤文学のメッセージ性について、様々なエピソードを交えながらお話しいただきました。

 

■基調講演 ヴァン・C・ゲッセル氏(ブリガム・ヤング大学教授、翻訳家)

「『沈黙』と『SILENCE』――英語圏での解釈と評価について」
 遠藤先生の著書を多数翻訳しておられるゲッセル氏。ユーモアあふれる語り口で、『沈黙』の翻訳の問題や海外での高い評価、物語の真髄に関わる解釈についてお話しいただきました。

 

■パネルディスカッション 「遠藤周作とわたし、そして“長崎”」
司会/加藤宗哉氏(作家)
パネリスト/青来有一氏(作家)、松田美緒氏(歌手)、ユスチナ・カシャ氏(遠藤周作研究者)
オブザーバー/ヴァン・C・ゲッセル氏
 それぞれのお立場から、遠藤周作、遠藤文学との出会いが語られたあと、『沈黙』の中で多用されている方言の翻訳や「沈黙」というタイトルについて意見が交わされ、世界中で読まれている遠藤文学の現代性について議論されました。

 

☆本シンポジウムの全記録は、『遠藤周作と『沈黙』を語る』(長崎文献社、平成29年1月)で読むことができます。なお、『遠藤周作と『沈黙』を語る』は当館ショップでお買い求めいただけるほか、長崎文献社ホームページからもご注文いただけます。