AM9:00~PM5:00 (入館受付PM4:30まで)
12月29日から1月3日まで
一般360円、 小・中・高校生200円
一般260円、 小・中・高校生100円
〒851-2327 長崎県長崎市東出津町77番地
TEL:0959-37-6011 FAX:0959-25-1443
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平成18年12月2日(土)、文学講座を開催いたしました。 初回である今回は、遠藤文学を中心として、近代日本文学研究の第一線でご活躍中の下野孝文教授(県立長崎シーボルト大学)を講師としてお招きし、遠藤文学における初の切支丹小説である「最後の殉教者」(別冊『文芸春秋』 昭和34年2月)について、ご講義いただきました。 約2時間にわたる講座では、「長崎」を舞台として切支丹小説を手がけることとなった背景や、先人の作品を参考にしたことが推察されるこの作品の遠藤文学における位置付け、代表作『沈黙』(新潮社 昭和41年3月)と共通するテーマが既に表れていたことなどについて分かりやすい解説がありました。 長崎市内外から定員を超える約50名の受講があり、受講後のアンケートでは「文章の骨格と歴史上の関係が非常に解り、楽しかった」、「小説家の構成力が印象的だった」などの意見が出され、次回も「ぜひ参加したい」と答えた方が全体の7割(「参加してもよい」と答えた方は3割)を占めるなど、第1回文学講座は盛況のうちに終了し、次回の開催を望まれる声が数多くありました。
平成18年12月2日(土)、文学講座を開催いたしました。
初回である今回は、遠藤文学を中心として、近代日本文学研究の第一線でご活躍中の下野孝文教授(県立長崎シーボルト大学)を講師としてお招きし、遠藤文学における初の切支丹小説である「最後の殉教者」(別冊『文芸春秋』 昭和34年2月)について、ご講義いただきました。
約2時間にわたる講座では、「長崎」を舞台として切支丹小説を手がけることとなった背景や、先人の作品を参考にしたことが推察されるこの作品の遠藤文学における位置付け、代表作『沈黙』(新潮社 昭和41年3月)と共通するテーマが既に表れていたことなどについて分かりやすい解説がありました。
長崎市内外から定員を超える約50名の受講があり、受講後のアンケートでは「文章の骨格と歴史上の関係が非常に解り、楽しかった」、「小説家の構成力が印象的だった」などの意見が出され、次回も「ぜひ参加したい」と答えた方が全体の7割(「参加してもよい」と答えた方は3割)を占めるなど、第1回文学講座は盛況のうちに終了し、次回の開催を望まれる声が数多くありました。