平成25年度の成果と問題点を下記らかにして、西部地域を細分化した班による墓碑調査を軸に、他地域への移住等の調査班を加えた新たな班構成を行い行動する。
調査の過程で、禁教時代及びその後の時代を含めて他地域との信者(潜伏キリシタンを含む)の移動がかなりあることが明らかになった。それらについて移動の実態と理由を明らかにしていきたい。教会・寺院等関係筋の協力を得ながら、地元住民から聞き取り調査を徹底しておこなうことにより、かくれキリシタンをはじめとする庶民の信仰の内実や地域の特性のより正確な解明に努める。
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