長崎 月の文化研究塾  塾長:山崎 讓

 人と自然が一体となって、月とともにゆったりと生きていた時代がありました。遠い昔のことのようですが、日本では明治5年まではそうでした。
 実に千年以上もの間、旧暦といわれる「月暦」をもとに暮らしていたのです。そんな昔のよさを見つめなおして現代の暮らしに生かし、長崎の観光にも役立てないかと、平成18年度長崎伝習所の一塾として発足し、現在 活動は2年目になります。
自然とともにゆったりと生きるライフワークが見直されている今、長崎の文化の中に眠るお月様の存在を見出して現代に蘇らせるなど、お月様と長崎の文化、お月様と長崎観光を長崎月暦として捉えなおして、これからの長崎観光の起爆剤にできたら面白いのではないかと考えます。

○月と生きる
〜月のリズムで生きる事の有意義さを伝える〜

「長崎月手帖」
〜月の暦を基本に長崎の情報も織り込んだ手帖の製作

○月をいかす
〜月の文化を長崎観光にとりいれる〜

「七夕待夜(しちせきたいや)」 「長崎月散歩」
長崎らしい町並みでの旧暦七夕まつり
(東古川町で開催)
  お月様の形や季節をふまえた町あるきの提案
(諏訪神社、水辺の森公園で開催)

  「長崎お月さまMAP」
現代の長崎・月の名所選定とマップ製作(現在製作中)

2年間の塾活動で、数々のイベントを通じてお月様との楽しい体験ができました。これからも、もっと多くの町並のなかに月暦の行事が根付くような取り組みができればと思っています。

オフィシャルサイト http://aaa.jougennotuki.com/


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