長崎出島楽坊塾  塾長:西岡 寛弘
 楽坊塾も二年目に入りました。昨年に引き続き、津軽三味線の講師には石井秀旺先生、二胡、笛の講師には松林清風先生と両先生の指導で、それぞれ月に2回程度、桜町小学校内の地域交流センターで稽古しています。
 津軽三味線の塾では、レベルに応じてグループ分けをして、成人グループは「津軽じょんがら節曲弾き」、中学生は「涙そうそう」と、馴染みやすい曲を稽古曲に選んでいます。また、新規の塾生は、まずは音を出す、撥づけから始め、「ふるさと」に取組んでいます。
 二胡、笛の塾では今年新しく入った方、そして昨年から継続されている方を、初級、中級、上級と三つのグループに分けてそれぞれの級にあった曲を練習しています。初級の方はキラキラ星、夕焼け小焼け、浜ちどり、中級の方は、でんでらりゅう、九連環、上級の方は、見上げてごらん夜の星を、牧羊曲、夜来香、等練習しています。
 今年はこれらの曲を持っていろんなイベントに参加しています。8月22日には二胡、笛塾で諫早の二胡グループ“アールグレイ”を招き独自の研修会を行ないました。9月29日には男女共同参画コンサート(アマランスフェスタ2007)、10月28日には長崎胡弓愛好会10周年記念おさらい会に参加のほか、小編成でのグループで地域の活動等にも積極的に参加しています。
2月に開催されるランタンフェスティバル、3月に開催される長崎伝習所まつりに向けて、稽古をがんばっています。

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