舞台裏おじゃま塾  塾長:枡田 尚子

 私たちの塾は、イベントや施設の舞台裏について研究するグループです。
 活動は、月に2回程度の研究会(主に月曜日の午後7時〜9時)と、1〜2ヶ月に1回程度の実地研修をしています。
 舞台裏の機構やスタッフの役割について学ぶことで、施設やイベントそのものの魅力を市民の方々に伝えようとするもので、舞台裏を見学したり、接客の研修、わかりやすい広報などの研究をしています。

 1回目の研修として、長崎ブリックホールの大ホールの舞台裏を見学しました。
 普段入ることのできない、ステージ上の機構や、音響、照明、天井近くのピンスポットルームを、舞台スタッフの皆さんに丁寧に案内していただきました。
 2回目の研修は、北九州芸術劇場のバックステージツアーに参加をしました。
 探検したのは、演劇専用ホールの中劇場。劇中で完全暗転(真っ暗にすること)状態を作りやすくするため内装が黒を基調に作られていることなど、観客が舞台鑑賞に集中できるための様々な工夫がなされていることを体感しました。ここでは実際に、音響機材、スポットライト、操作盤を触ったり、役者として舞台に立ってみたりということを体験しました。

 7月にコンサートのスタッフ体験と接遇研修、8月には劇場の舞台裏バックステージツアーのスタッフ体験を実施しました。秋から冬にかけて、各種研修と研究会を重ね、今年度の総仕上げとして来年の春の“伝習所まつり”の企画・運営に取り組む予定です。


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