活き活き園芸長崎塾 塾長:井石 八千代


 活き活き園芸長崎塾は、花や野菜などの植物を育てるための基礎的な知識を身につけ、植物との触れ合いを通じて心身をリフレッシュさせ、共に汗をかきながら花や緑を「まちづくり」に活かすという目的でスタートしました。当初の参加者は老若男女37人(最終43人)、市民農園などで園芸にかなりの経験を有する人から全く経験のない初めての人まで多様な人々の集まりでした。
例会は、原則毎月第3水曜日とし、開催場所は体験活動を除き、アマランスを利用しました。活動内容は、土作り、肥料、水やりなど植物の栽培に関する園芸の基礎研修と牧島・ふれ愛農園などでの体験学習が中心でした。塾生に評価が高かった活動は「ふれ愛農園」での農業体験活動です。仲間と共に汗をかきながら土に触れ、作物を植え、収穫した農作物を荷を気にしながら手にして帰る姿は、しばし童歌の世界に帰ったようでした。  
1年間の塾の活動でしたが、本塾参加を契機に、終了後も自ら植物を育てるために家庭の生ゴミを利用して土作りに取り組む人、活動を仕事や地域に拡げる人、初級園芸福祉士の資格を取得した人、園芸講座の公民館講座への採用など園芸をまちづくりに活かす活動の輪は確実に拡がりつつあります。

 
 

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