歩いて楽しめ長崎まちづくり塾  塾長:矢川 正男


 長崎の中心市街地、市の景観形成地区に指定を受けているゾーン(寺町通り・中通り・中島川沿い)の歴史、文化、町並みを再発見し、市民・観光客に新たな情報を発信して、この地域の賑わいをつくり、地域活性化することを目的に平成12年度より塾を開設しました。

 メンバーはサラリーマン・商業者等各分野から33名の長崎市民が集まり、 前年度ネーミングした「上野彦馬のさんぽ道」のマップの作成、ホームページの開設、 他地区の街づくりで賑わい創出の点で成功をおさめている地域の視察などに取り組みました。


 私自身(塾長)この地域の出身でありながら、日頃なにげなく通り過ぎていた街に、歴史的・文化的由緒が数多くあるのに驚きました。塾生にとっても寺町通りの寺院や今なお残っている町屋、中島川石橋群など市民にも忘れられた個所の多さに感動をあたえた塾活動だったと思います。

 一昨年は、10月からの活動で十分目的が達せられなかったマップにおいても、観光マップにないポイントを紹介し、今後市民・観光客に活用いただけるものに仕上げました。
ホームページ設置も、内容を充実してアクセスを沢山いただけるものと確信しております。また、本年2月にはまちづくりを進めて成功している地域の視察を実施し、大分県日田市豆田町では、日田市観光協会長と懇談して街づくりに情熱を傾けられているお話を伺い、北九州市の門司港レトロ地区では、門司港レトロ倶楽部事務局長より、歴史と自然と文化が融合した新しい都市型観光拠点をコンセプトに整備されているとの説明を受け、いずれも市民・観光客で賑わい活気があることに、塾生一同まちづくりに一段と取り組む情熱が湧いたところです。

■「歩いて楽しめ長崎まちづくり塾」のホームページへ


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