観光長崎バリアフリー創造塾  塾長:後藤 惠之輔


 本塾は平成13年6月29日〜平成14年3月31日の間に計16回の塾を開催しました。 塾活動においては、何事も塾生全員で協議して計画・実行しており、当初に立てた塾活動計画以上の活動を行ってきています。 特に、全員が「塾に参加している」との意識のもと、グループ討議や班別調査を重んじています。


 具体的な塾活動としては、バリアフリーの勉強会、観光施設およびその間の移動線・移動方法についてのバリアフリー実地調査(学習編と本調査)、 バリアフリー施設見学(長崎でてこいランド、ロバのパン)を実施しました。 なお、バリアフリーの実地調査の点検については、健常者による車いす・高齢者体験だけでなく、 高齢者・障害者等の当事者による点検を行いました。

 これらの調査点検の内容と結果から、バリアフリーの達成度を分析するとともに、 長崎市内の観光地におけるバリアフリーマップおよびバリアフリーアトラス(地図帳)を作成し、 「観光長崎」のバリアフリーを創造することが、本塾の活動目的です。

 また、長崎市・長崎県が進めている歴史文化博物館(仮称)建設基本構想(案)へ、 意見・提案書(全23ページ)を塾活動の一つとして提出したことは、特記すべきことと評価しています。


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